20日に行われた女子ビーチバレーの大会で3位に入った2人組のチームのひとり、カロル・ソルベルグがインタビュー中に突然、「フォラ(やめろ)、ボルソナロ」と大統領を批判する発言を行い、話題となった。ブラジル・バレーボール連盟(CBV)は、この発言に強い不快感を示した。同連盟は、公立のブラジル銀行がスポンサーについている。この騒動のあと、カロルはネットで「パンタナルの火災や、14万人もの命を犠牲にしたコロナ禍への対策など、政権の無策ぶりに怒っている」と発言の真意を語った。「フォラ・ボルソナロ」はこの日から翌日にかけて賛同派、批判派の両方を取り込み、国内で最も話題にされた言葉になった。
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19日午後3時頃、サンパウロ市東部イタケラのバス専用車庫で火災が発生し、40台以上のバスに被害が出た。消火活動には消防士約45人と消防車13台が参加したが、現場はアクセスが困難な場所にあり、鎮火には2時間以上を要した。この火災によるけが人などは明らかにされておらず、火災原因も調査中だ。サンパウロ市でバス運行を管理するSPトランスによると、今回の火災で焼けたバスは路線では使用されておらず、解体されていたものも混じっていたという。
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週末のサッカーの全国選手権。パルメイラスは20日の本拠地でのグレミオ戦でリードを守れず、後半の追加時間に追いつかれ、1対1で引き分けた。パルメイラスはこれで、3位浮上のチャンスを逃した。20日は、アトレチコ・ミネイロがインテルナシオナルを抜き、首位に立った。リベルタドーレス杯は22日に試合が行われ、サンパウロが敵地エクアドルで、LDUキトとの試合を行う。
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