サクラ中矢食品(中矢レナト社長)は、創業80年の長い歴史から培われた技術力を投入して自社開発した新製品「サクラ醤油 金」(250ml)の販売を開始している。
「金」の名前が示すとおり、原料と製法に特別にこだわった高級版。保存料や添加物、着色料、癌の原因となると言われるグルテンを使用せずに製造した。味や香りを楽しめるように、より洗練させた革新的新製品といわれる。
同社の醤油は創業1940年から遺伝子組み換えでない大豆とトウモロコシのみを使用し、9カ月間かけて自然発酵させる独自の伝統製法を守り続けており、世界でも大豆とトウモロコシの発酵を工場で行うのは同社のみだという。
工場には南米有数の先端機器があり、新たな「金」製造工程では、課程で排出される水や蒸気、廃棄物などの削減にも成功し、環境負荷低減の面でも成果を上げている。
同製品は9月から専門店などで取り扱いが始まっている。