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東西南北

 サンパウロ市中央部リベルダーデ区グロリア街にある市警のセー第1署が、歴史的な建造物に指定されているが故の事務手続きの煩雑さにより、思うように改築できないという問題に直面している。第1署は建物の傷みがひどく、建物を利用している警官や市民にも危険が及ぶ可能性が出ているため、市警が改築を求めている。だが問題は、この建物が出来てから100年以上経った歴史・文化遺産であることだ。昨年7月に正式指定を受けたため、改修には専門家の評価その他の煩雑な手続きが必要だ。軍警は裁判所にも訴えて改修承認を求めているが、歴史・文化遺産に指定されたためになかなか先に進めないとか。建物の内部を見ると、回廊部の手すりなどでシロアリの被害が顕著な上、雨漏りが起きていることがわかる。由緒あるものを保存することは必要だが、機能性や安全性も考慮する必要があるか。
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 大サンパウロ市圏グアルーリョスで6日、前日の夜に17歳の女性を強姦した容疑で、34歳の男性が逮捕された。警察によると、この男性は被害者の女性とネットを介して知り合ったという。女性は仕事を探しており、斡旋業者をよそおったその男性が会う手はずを整え、自宅に連れて行った上、包丁で脅して強姦したという。容疑者は30ほどの偽造身分証を持っており、余罪の可能性を強く疑った警察が、捜査を続けている。 
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 明日はいよいよサッカーのW杯南米予選の開幕。ブラジル代表は、チッチ監督の古巣でもあるコリンチャンスのホームのサンパウロ市イタケロン・スタジアムで、ボリビアを迎えて初戦を戦う。招集選手はすでにサンパウロ市での練習に入っており、実践を見据えた練習も始めている。ボリビアとは相性も良く、本拠地でもあるので、気持ち良く勝ってほしいところ。