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サッカーW杯南米予選=ブラジル2勝目で勝ち点6=ネイマール代表得点歴代2位に

1試合3点(ハットトリック)を決めたネイマール(Lucas Figueiredo/CBF)

 サッカーのブラジル代表チームは12日のW杯南米予選のペルー戦で、終始先行されるなどデフェンスの弱さとクリエイティブなプレーの欠如に苦しむ中、ネイマールがハットトリックで押し返して4対2で下した。また、期待のリシャルリソンは、184センチの長身を活かしたプレーで存在感を存分に発揮した。
 この試合はチッチ監督にとり、50回目の代表試合。現時点で通算36勝10分4敗の好成績を収めているが、願いはただ一つW杯優勝だ。
 ボリビア戦に続いて、予選2試合で2度目の勝利となった。アルゼンチンと同スコアの6ポイントを獲得し、2022年W杯の南米予選通過に向けて、幸先の良いスタートを切っている。南米10カ国中、現在の順位はブラジル1位(6点)、アルゼンチン2位(6点)、コロンビア3位(4位)となっている。

 ブラジルは前半5分にペルーに先制ゴールを許したが、ネイマールが28分にPKで1点を返す。この時点でネイマールはブラジル代表通算62ゴールに到達し、ロナウドとともにブラジル代表歴代得点数2位に並んだ。
 ペルーに再度シュートを決められ、苦しんでいた後半37分にも、ネイマールは冷静にPKを決めた。また、試合終了間際の48分には、リバウンドを押し込んでハットトリックを達成した。
 この試合でネイマールはロナウドを抜き、ブラジル代表通算64ゴールに到達し、ブラジル代表歴代得点数単独2位となった。あと目指すは77ゴールの王者ペレのみだ。