過去16年の間に、20歳以上に占める肥満者の割合が2倍以上になったと、21日付現地サイトが報じている。
これは地理統計院(IBGE)が21日に発表したデータによって明らかになったもの。2003年の調査時の肥満者は、20歳以上の男性の9・6%、女性の14・5%、両方あわせても12・2%しかいなかった。ところが2019年には男性で22・8%、女性で30・2%、両方で26・8%まで上がっていることが分かったという。
18歳以上の60・3%は「適正体重を超えている」と判断された。男性では57・5%、女性では62・6%にもなる。
15歳から17歳でも、19・4%が適正体重を超えていた。男女別では、男性が16%、女性が22・9%。
適正体重は体重を身長の2乗で割った数字が25未満の場合。これを上回ると「適正体重を超えている」、30以上なら「肥満」、40以上なら「深刻な肥満」と判断される。