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リオ・グランデ・ド・スウ州=誘拐された女性医師を救出=16日に失踪後、パラナ州で

 リオ・グランデ・ド・スウ州で誘拐された女性医師が22日にパラナ州で見つかり、無事に救出された。22日付伯字サイトが報じている。
 救出されたのはタミレス・ジェメリー・シルヴァ・ミノーニさんで、16日の午前11時20分頃、リオ・グランデ・ド・スウ州エレシムで最後に見かけられて以来、行方不明になっていた。タミレスさんは失踪当時、勤務先の医療機関(保健所)から出てきたところを何者かにつけられていたとの目撃証言があった。タミレスさんはパラナ州ラランジェイラス・ド・スルのベルト・シウヴァ市長の娘だが、事件の動機はまだ不明だ。

 通報を受けた警察は、その後のタミレスさんの足取りを捜索していたが、21日夜、パラナ州カンタガロで監禁されていたタミレスさんを発見し、保護した。
 警察は、誘拐犯とみられる男性2人と女性1人を逮捕した。
 調べによると、タミレスさんは自身の車を犯行グループに乗っ取られ、その車で誘拐現場から6キロ離れた地点まで連れ去られたという。警察は犯行に関係があると見られる別の車2台を特定し、追跡捜査を行うことで、タミレスさんの居場所を突き止めたようだ。