日伯福祉援護協会(与儀上原昭雄会長)傘下のイペランジアホームは、10月2日に100歳を超える入居者ら3人の長寿を祝う会を開催し、援協の前園マルセリーノ武弘事務局長とイペランジアホーム運営委員会の藤村隆次委員長(ふじむらたかつぐ)が祝辞をよせた。
会は今月100歳になる堀川隆吉さん(広島県)の誕生日会を兼ね、あわせて金村文子さん(かなむらふみこ、北海道、103歳)、堀越眞輝(マサテル、長崎県、102歳)さんらの長寿を祝った。
前園事務局長は「現在の日系社会の繁栄は金村さん、堀川さんと堀越さんをはじめ、先達の幾多のご労苦とご功績のおかげであり、こうしてお祝いさせて頂ける事を本当に嬉しく思っております」と3人への感謝と共に長寿を祝った。
さらに、全職員からのサインカードや人形が飾られた誕生日ケーキ、尾頭つきの鯛が用意されたほか、会場も紅白幕や白と赤の花で飾りつけられるなど終始賑やかにお祝いをしたという。