28日、サンパウロ市と近郊地区を行き来するEMTUのバスに、抗コロナ対策車両12台がお目見えした。12台のバスはヴィアソン・オザスコ社が所有するもので、オザスコ〜サンパウロ市間で使われる。これらのバスは、シートなどに抗菌性の布のカバ―がかけられている。これらの措置には1台につき7千レアルの費用がかかっており、コロナに限らず、バクテリアなど、他の細菌にも有効だという。すでに走行テストも終えており、好感触だとか。このバスは全部で120台用意される予定で、残りのバス用の布は11月中に準備が整う見込み。実際の写真を見てみると、シートが安全なだけでなく、座り心地もよさそう。広く一般化されてほしい。
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昨日報じた、サンパウロ市で昨年6月に俳優のラファエル・ミゲルさん一家を殺害して逃亡していたパウロ・クペルチーノ・マチアス容疑者だが、28日にパラナ州北部で逮捕との報道が流れたものの、それはパラナ州軍警が勘違いしたもので、実際にはまだ捕まっていないと、サンパウロ州市警が発表した。クペルチーノ容疑者から偽の身分証明書発行を求められた担当者は、いつ申請書を受け取ったかを覚えておらず、事件の存在も知らなかったという。従って、同容疑者はなおも逃走中だ。
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28日に行われたサッカーのブラジル杯のベスト16。コリンチャンスは本拠地での試合で、アメリカMGに0対1という痛恨の敗戦を喫した。サントスは敵地で、セアラーに0対0で引き分けた。同杯のトーナメントは2試合制なので、もう1試合が来週にも行われる。特にコリンチャンスは、なんとしても挽回したいところだ。
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