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《ブラジル》連休の交通事故で86人死亡=大量の麻薬押収などの報告も

取り締まり中の連邦道路警察官とその車両(Comunicacao Social da PRF)

 連邦道路警察(PRF)が3日、10月30日午前0時から「死者の日」の2日の夜12時までの国道での交通事故の死者は86人だったと報告した。
 昨年の「死者の日」は土曜日だったため、昨年との比較はできないが、今年の「死者の日」作戦の期間中の交通事故の件数は858件、死者は86人、負傷者は1064人だった。

 「死者の日」作戦で動員された警察官は1万人で、13万3千台以上の車をチェック。酒気帯び運転や飲酒運転の取り締まりのための呼気中のアルコール濃度検査は6200件以上行われ、646人が道路交通法違反で摘発された。また、追い越し禁止区間での違法な追い越しは5500件摘発された。
 期間中の逮捕者は、道路交通法違反で逮捕された83人を含む492人で、盗難車も98台が回収された。また、大麻を1・3トン、コカインも1・6トン押収。連邦道路警察によると、大量の麻薬が押収された事により、麻薬密売者達は2億レアル以上の損害を受けたはずだという。(3日付アジェンシア・ブラジルより)