アルゼンチンが生んだサッカーの伝説的選手、マラドーナが3日、硬膜下血腫の手術を受けて成功した。4日付現地紙が報じている。
マラドーナは60回目の誕生日を迎えた10月30日頃から体調がすぐれず、新型コロナウイルスの感染を疑い、2日から入院していた。検査の結果、コロナの感染はなかったが、硬膜下血腫が見つかり、すぐ手術することになった。
手術はブエノスアイレス都市圏北部にあるクリニカ・オリーヴォス病院で行われた。当初、本人や家族は手術を拒んだというが、結局は医師に従ったという。
硬膜下血腫は60歳以上の人には珍しくない病気で、マラドーナの場合、原因として選手時代に負った怪我などが考えられるという。