ブラジル国内ニュースビジネスニュース

《ブラジル》穀物収入が前年比37%増=需要増と為替、生産量増で

 工業や商業、サービス業が新型コロナによる経済活動の落ち込みから抜け出せない中、農業界は穀物生産による増収に沸いていると23日付エスタード紙が報じた。
 農業界を潤している主要要因は、2億5千万トンという新記録を更新した穀物生産量、中国を中心とするアジア諸国の需要の高まり、大豆やトウモロコシの国際価格が上昇した上、今年に入ってからだけで30%を超すドル高レアル安になっている点だ。
 今年の穀物収入は3472億レアルの見込みで、昨年の2526億レアルと比べ、37・4%増と予想されている。この場合の穀物は、大豆、トウモロコシ、米、フェイジョン豆、小麦、棉、その他の穀物を指す。
 17年の穀物収入は前年比4・3%増の2053億レアルで、18年は18・0%増の2424億レアル。19年の伸び率も4・2%だったというから、今年の伸びがいかに大きいかがわかる。今年の穀物収入の伸び率は、ほぼ20年ぶりの大幅なものだという。

 収量は地理統計院(IBGE)、穀物収入はジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)の資料が基だ。
 収入の伸びが特に大きい穀物は、前年比40・4%増の896億レアルを記録したトウモロコシや、39・8%増の2163億レアルを計上した大豆、24・0%増の170億レアルを売り上げた米だ。
 主な農業生産州の穀物収入と伸び率は、パラナ州が464億レアルで53・8%増、ゴイアス州が378億レアルで36・3%増、マット・グロッソ州が1066億レアルで33・2%増となっている。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button