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《サンパウロ州》州道通行料が値上がり=例年なら7月の調整が今

アニャンゲーラ道アララクアラの料金所(Google)

 例年なら7月1日に調整されるサンパウロ州の州道の通行料が、新型コロナのために5カ月先延ばしされ、12月1日に調整された。
 料金調整の対象となったのはアンシエッタ、イミグランテス、アニャンゲーラ、バンデイランテス、プレジデンテ・カステロ・ブランコ、ラポゾ・タヴァレス、アイルトン・セナ、タモイオス、環状線(ロドアネル)などだ。
 サンパウロ州公共運輸サービス規制機関(Artesp)によると、通行料の調整は広範囲消費者物価指数(IPCA)がベースだから、基本的には2019年7月~2020年6月のIPCA上昇分の2・13%の調整となるが、契約のタイプや民営化された時期により若干異なる。

 サンパウロ市と海岸部をつなぐイミグランテス道システムの場合、アンシエッタ道31キロ地点にあるリアショ・グランデ料金所とイミグランテス道32キロ地点にあるピラチニンガ料金所の料金が60センターヴォ高の28レアル、コネゴ・ドメニコ・ランゴニ道250キロ地点にあるサントス料金所の料金も20センターヴォ高の13レアルになったが、パドレ・マノエル・ダ・ノブレガ道280キロ地点にあるサンヴィセンテ料金所の料金は7・60レアルで据え置かれた。
 イミグランテス道16キロ地点のジアデマと20キロ地点のエルドラドの料金所の料金は2レアルと3・80レアルで据え置かれたが、同道24キロ地点のバチスチニ料金所では6・20レアルが6・40レアルに調整された。
 各道、各料金所の料金は、Artespの公式サイト(http://www.artesp.sp.gov.br/Style%20Library/extranet/rodovias/pedagios.aspx)に掲載された料金表で確認できる。(1日付アジェンシア・ブラジル、11月20日付アゴラ紙サイト、11月30日付G1サイトより)