JICAブラジリア出張所に10月7日に着任した片岡龍之介さん(28、東京都)を1日、オンラインで取材した。「ブラジルとの国際協力を考える時、日系社会の存在感の強さは常に念頭に置かねばと思っています」と述べた。
上智大学ポルトガル語学科在学中に1年間、ポルト・アレグレに留学。同大学院時代にも2~3カ月ほど聖州クーニャ市などで防災教育や行政の取り組みを調べるフィールドワークをした経験があり、仕事で駐在するのは初めてだが、ブラジルとは縁が深い。
首都滞在は初めてだが「ブラジルは町ごとに特色が異なる。ここも目新しさを感じてる」とのこと。
日系社会に関するコメントを聞くと「積極的に関わっていきたい。まだコニュニティとの接触はないが、業務のみならず、私生活でも関係を持ち、ブラジル生活を充実させたいと思っています」との抱負を述べた。