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《ブラジル》風力、バイオマスなどの新電力=23年までの入札日程発表

北東部などで期待される風力発電(Divulgacao/Ari Versiani/PAC)

 鉱山動力省が2021~23年の電力関係の入札日程を決定し、8日付連邦官報に掲載した。
 全国接続システム(SIN)を使って全国に電力を供給するための入札で、新世代エネルギーを増やす事なども念頭に置かれている。
 新世代エネルギーには風力発電やバイオマス発電、太陽光発電が含まれる。また、小型の水力発電所からの電力供給も期待されている。
 21年は6月にA―3とA―4、9月にA―5とA―6の2回の入札が計画されており、22年は4月にA―4、9月にA―6、23年は4月にA―4、9月にA―6の入札が行われる。

 A―3とA―4は風力発電とバイオマス発電、太陽光発電、水力発電が含まれ、A―5とA―6には、風力発電とバイオマス発電、太陽光発電の他、石炭や天然ガス、市街地から出る固形ごみを利用した火力発電が含まれる。
 8日付官報では、3月28日付官報に掲載され、年内に行われるはずだったA―4とA―6の入札をキャンセルする事も発表された。(8日付アジェンシア・ブラジルより)