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《ブラジル》結婚件数が4年連続減少=南東部や若年層で減る

 ブラジルでは4年連続で結婚件数が減少していることがわかったと、9日付現地サイトが報じている。
 地理統計院(IBGE)が9日に発表したところによると、2019年は102万4676件の婚姻届けが提出されたという。この数は2018年と比較して約2万8千件、パーセンテージにして2・7%の減少となった。
 結婚件数は2015年までは増えていたが、この年の113万7348件を境に、4年連続で減り続けている。減少率は、15年から16年が3・7%、16年から17年が2・3%、17年から18年が1・6%となっている。

 19年の場合は、南東部で4%減ったことが結婚数減少の主な要因となった。
 15〜39歳の場合は、男性で3・7%、女性で3・4%、結婚する人が減ったのに対し、40歳以上だと男性で3・7%、女性で5・1%増えるといった現象も見られている。同性同士の婚姻も、前年比4・9%(約500件)減り、9050件となった。