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《ブラジル》サントス盆地で良質の油田=ブジオスフィールドの北西端

(写真)ブジオスフィールドで活動中のペトロブラスの船(Andre Ribeiro/Banco de Imagens)

 ペトロブラスが22日、サントス盆地のブジオスフィールド北西端で行った検査で、良質の海底油田がある事が確認されたと発表した。
 良質の油田がある事が確認されたのは、ブジオスフィールドの水深5540メートル超の地点だ。ペトロブラスによると、検査結果からは、同フィールドの岩塩層下の油田は非常に期待できる事がわかるという。

 検査が行われたのはリオ市から188キロの9―BUZ―48D―RJSと呼ばれる区画で、水深1850メートルの地点からボーリングを行ったという。
 同フィールドは、ペトロブラスを中心とするコンソーシアムが開発、採掘を行う。ペトロブラスの出資比率は90%で、残る10%は、中国海洋石油集団有限公司(CNOOC)と中国石油天然ガス探査開発公司(CNODC)が5%ずつ出資している。CNODCは中国の主要製油会社とみなされている。(22日付アジェンシア・ブラジルより)