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東西南北

 今夜はクリスマス・イブだから、多くの家庭ではパネトーネを切り分けて食べるのではないだろうか。パネトーネは、柑橘系の酸味のあるものからチョコレートなどを混ぜて甘くしたものまで様々。この時期の商戦では毎年、工夫を凝らしたオリジナル商品も話題になる。今年はサンパウロ州サンジョゼ・ド・リオ・プレットで、ホットドッグの具を詰めた前代未聞のパネトーネが登場した。甘みを抑えた生地に細かく切ったソーセージやクリームチーズを焼きこんだパネトーネは、テレビでも報道されてかなりの話題に。肉の食感と塩味がきいた新鮮な味が楽しめそうだ。こういう独創的な料理の創作もブラジルならではの楽しみ方といったところか。
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 21日、サンパウロ市カーニバルを運営する団体「リーガ」が、2021年のカーニバルのデスフィーレ(パレード)のエスコーラの登場順を発表した。来年の同市のカーニバルは「7月開催予定」とだけ伝えられ、正式日程が出ていないため、リーガ側も「金曜日の出順」のように、曜日だけを指定してスペシャルグループとアセッソ(2部)各2日ずつの登場順を決めた。半年以上先の状態はわからないし、予防接種の実施状況次第では開催の可否さえ不明。でもパレードの練習は半年前から始まる。開催する側としては、事態が好転することに期待するしかなさそうだ。
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 このところ連日天候がくずれ、すっきりしない天気が続いていたサンパウロ市。予報だと、聖夜の今日の降水確率は0%で、明日のクリスマスも天候は良さそう。クリスマスから3日間は外出自粛規制が最もきついが、最高気温も高くなく、家の中で過ごすには快適な天気になりそう。28日からはまた15ミリ以上の降水が予想されている。