8月27日、パラナ州柔道連盟に対して、日本から送られた畳91枚と柔道着100枚を寄贈する式典が、クリチバ市内の同連盟本部で行われた。在クリチバ総領事館の石田健治副領事(滋賀県、44歳)は柔道4段、現地で練習・指導に関わっていた関係で、総領事館と外務本省を通じて日本とのコンタクトを試みたところ、シドニーオリンピック柔道金メダリス ...
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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(2)
戦後に関しては、二世が台頭する1970年代以降にポルトガル語の日系メディアが勃興し、1980年代に全盛を迎える。 皮肉なことにそのメディアによって喚起された日本へのあこがれをいだいてデカセギブームにのって訪日した「ジャポネース(日系人)」たちは、日本で「ブラジル人」たる自分を発見していく。 一方、日本語の日系メディアは一世 ...
続きを読む »日本館に障がい者対策改修=市が予算11万レアル承認=林市議の尽力、年内竣工
ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が運営する日本館の改修工事への予算として8月13日サンパウロ市官報で追加予算8万レアルが発表された。4月8日付同市官報で発表された段階では【変更】3万レアルだったが大幅な追加予算がおり、合計で11万レアルとなった。これにより、バリアフリー化設備や防火設備といった改修計画すべて賄える額に ...
続きを読む »日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史=(1)
■はじめに■ この一文は、ブラジル日本移民百周年記念協会の事業として、日本語版百年史編纂委員会(森幸一委員長)から2010年12月に刊行された第3巻『文化編(1)』のために書いた「日系メディア史」を、加筆修正したものだ。 グローバル化する世界が意味することは、かつては地方内で完結していた経済活動や文化活動が、世界レベルの淘汰 ...
続きを読む »《ブラジル》学校の再開で慎重論=72%が「ワクチン開発後再開」=アマゾナスでは教員集団感染
コロナ禍後の学校再開に向けての議論が国内で活発化しつつある。全国での感染拡大が減速化してきている中、学校再開(対面授業再開)を検討している州や市は多いが、学校再開後に感染者が増加した例もあり、課題を残している。5~8日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》外国投資家の関心に変化=一次産業への投資が増える=工業ランキング低下も関係?
ブラジル・経済のグローバル化と多国籍企業研究会(Sobeet)が7日、中銀のデータを分析した結果、ブラジルへの外国投資のあり方が変化している事がわかったと発表したと8日付現地紙が報じた。
続きを読む »ブラジル大統領=独立記念日演説で物議=マスクなしに軍政擁護
独立記念日の7日、ボルソナロ大統領は、マスクをしないまま記念式典に参加した上、スピーチで軍事政権を擁護するなどして物議を醸した。8日付現地紙が報じている。 独立記念日の式典は、ブラジリアのアルヴォラーダ宮で行われた。この日のイベントは例年、三権広場で盛大に行われていたが、今年はコロナウイルスの感染拡大を恐れて、国防省が例年通 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍で消費傾向に変化=化粧品は減り、消毒液が急増
新型コロナウイルスの感染拡大で、社会的な距離の確保や外出自粛が求められた事などを受け、衛生用品などの消費傾向に変化が見られたと7日付G1サイトが報じた。
続きを読む »リオ=パエス元市長が被告に=市長選を控えた直前に
選挙検察局は8日、11月のリオ市長選にも出馬予定の同市元市長エドゥアルド・パエス氏(民主党・DEM)を、収賄容疑で起訴した。8日付現地サイトが報じている。
続きを読む »東西南北
5日から続いた3連休。予想されていたとはいえ、3日とも天候が良かったところが多かったことで、海岸は全国的に大勢の人でにぎわった。それだけでなく、バーやレストラン、公園でも、人が多く見られた。サンパウロ市などでは5月に、祝日前倒しの「フェリアドン」を導入し、「休みを生かして外に出ない」ことで、感染拡大を少しでも抑制する政策も行わ ...
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