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2020の記事一覧

≪ブラジル≫中絶10歳少女の実名暴露=極右女性活動家がまた騒動起こす

 叔父に強姦されて妊娠した10歳の少女の実名と中絶手術を行う病院の住所を、極右活動家のサラ・ウィンター氏が公表し、大きな混乱を起こした。17日付現地紙が報じている。同氏は、6月に最高裁に向けて花火を発射して逮捕されている。  この少女はエスピリトサント州在住で、33歳の叔父から強姦されて妊娠したことが今月8日に報じられていた。強 ...

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≪ブラジル≫緊急支援金が格差縮小に貢献=ルーラ政権時代より改善

 600レアルの緊急支援金が国内の経済的格差縮小に貢献したとオ・グローボ紙のカシヤ・アルメイダ記者が指摘したと、8月16日付けブラジル247サイトが報じた。

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≪ブラジル≫世論調査「大統領のせいではない」47%=コロナ死者10万人の責任者は?

 最新のダッタフォーリャ世論調査で、新型コロナウイルスで10万人が亡くなったことに対し、47%の国民が「ボルソナロ大統領のせいではない」と考えていることがわかった。16日付現地紙が報じている。

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東西南北

 サッカーの全国選手権で15日、コリンチャンスは敵地での強敵グレミオとの試合を0―0のスコアレス・ドローで終えた。ライバルのパルメイラスは本拠地アリアンツ・パルケで格下のゴイアス相手に1―1の痛恨の引き分け。ファンからは不満の声が上がった。16日はサンパウロが敵地でヴァスコ・ダ・ガマ戦でカノのゴール2発に沈み1―2で敗戦。サント ...

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《記者コラム》樹海=セントロン復活と追い詰められたゲデス経済相

 ボルソナロ大統領のイデオロギー路線は完全に行き詰まった。その象徴が、極右思想のアブラアン・ウェイントラウビ氏が6月に教育相を解任されたと同時に“米国逃亡”を図ったことだ。

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ブラジル日本語センター=初オンライン日本語教師研修会=全伯どころか全世界から参加=大好評のうちに全4回を閉講

全世界からの参加者の皆さん

 ブラジル日本語センター(日下野良武理事長)主催の初のオンラインによる「全伯日本語教師研修会」(計4回)が、8月5日に無事終了した。この研修会は通常ならば同センターに集まり、3日間通して行われる。今回はコロナ禍により、オンラインに挑戦。「全伯」の名前が示す通り、オール・ブラジルから自由に参加でき、教師になりたての人もベテランも一 ...

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「でも、ブラジルは良い国です!!!」=サンパウロ難民移民座談会=大浦智子=<第10回>= 「世界はすでに一つの家」

カルロスさん

――現在、日本は難民を受け入れる国ではありませんが、日本へ行きたいという考えを持ったことはありませんか? 【カルロス】いつも日本に行きたいですし、とても興味深い国だと思います。日本文化に関する映画やドキュメンタリーも興味深く、日本には行けませんが、サンパウロで日本に近いリベルダーデ地区に行くのが大好きです。私たちの文化と異なるこ ...

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県連=オンライン日本祭り決定=青年リーダー委員会は長屋氏

県連青年リーダー委員会実行委員長の長屋充良さん

 ブラジル日本都道府県人会連合会(市川利雄会長)の「7月度代表者会議」が先月30日、オンラインアプリ「ZOOM」で行なわれ、各県人会代表者役員及び青年部を含む50人が参加、ポルトガル語を中心に一部日本語で開催された。  主な議題として「県連青年リーダー委員会」「オンライン日本祭りの計画」「友達プロジェクト」が上げられ議論が行われ ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第30話

 澄んだ空気の中を歩きながら、二人ともが、かなり高揚した気分を味わっている。  話は、クリスト・レイ教会にまつわるものだから、当然、宗教の問題になっていくけれど、そのことがマルコスにとっては新鮮なものに映っている。彼自身、普段はこのような話をする機会などない。宗教についても、特に深く考えたこともなく、それについて誰かと真剣に議論 ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第29話

「その辺に、クリスト・レイ教会の持つ特殊性があるの。  確かに、イエズス会に繋がったカトリックの教会には違いないけど、はっきりいって私たちの教会は、その歴史的な背景が特別のものを持っているから、こちらのブラジルのカトリックの教会とは異質ということになるわね。  同じキリスト教だから、あるいはカトリックだから、変わらないではないか ...

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