ラシャジーニャ疑惑で自宅軟禁中の元職員ファブリシオ・ケイロス容疑者に、フラヴィオ・ボルソナロ上議が保健費や娘の学費などを支払わせていた事実を認めた。同上議はラシャジーニャ疑惑への関与をなおも否定している。5日付現地紙が報じている。
続きを読む »2020の記事一覧
《ブラジル》基本金利が史上最低2%に=工業生産増と低インフレで
5日に行われた通貨政策会議(Copom)で、経済基本金利(Selic)が2%に下がった。インフレが予想値よりも低い状況であることから、Selicが0・25%P下がって2・00%になった。9回連続の金利切り下げとなった。
続きを読む »《ブラジル》サッカー試合前検査で陽性26人=実は偽陽性、キットに問題?
サッカーサンパウロ州選手権大会で、ブラガンチーノがコリンチャンスとの準々決勝前の30日、コロナ感染検査を行ったところ選手とスタッフら26人が陽性と診断されていたが、偽陽性だった事が判明し、急きょ再検査を行っていた。31日付けグローボやUOLが報じている。
続きを読む »東西南北
4日、サンパウロ市南西部のショッピング・ブタンタンで、コロナウイルスのPCRテストが無料で行われた。テストは200人ほどに対して行われる予定だったが、希望者が殺到した。午前9時からはじまるところを、一番早い人は深夜0時から、実に9時間も並ぶ人まで現れ、同ショッピングの駐車場も午前5時30分には開けたとか。多くの人が毛布を持参し ...
続きを読む »喜怒哀楽=「日本の文化を伝えたい」=目でも味わう本格会席料理=自宅で、カフェメニューも
「重箱でお寿司を提供する店はありましたが、会席料理を提供する店はなく、ブラジルでは新鮮じゃないかなと思います」――サンパウロ市リベルダーデで30年以上日本食レストランとして親しまれている「喜怒哀楽」が、カフェと合流して弁当や会席重箱の料理宅配サービスを8月8日(土)から開始する予定だ。それに先立ち、会席重箱や弁当の試食会が文協 ...
続きを読む »全伯俳句大会を紙上開催=流派を超えた参加呼びかけ
ブラジル日本文化福祉協会(文協、石川レナト会長)が主催する「第11回全伯俳句大会」が作品を募集している。例年8月に文協で開催され、遠方からの参加も得ている同大会。今回はコロナ禍のために「紙上」大会という形での開催となる。 大会告知のために来社した実行委員の鈴木文子さんと串間いつえさんは、「初心者も気軽にどんどん応募して欲しい ...
続きを読む »「でも、ブラジルは良い国です!!!」=サンパウロ難民移民座談会=大浦智子=<第3回>
シリア内戦を逃れて渡伯 ――パンデミックになってから、ジャンさんやアブドゥルさんが所属しているNGOアフリカ・ド・コラソン(現PDMIG)では、セスタ・バジカ(基礎食料セット)や衛生キットを配布する活動に積極的に取り組んでこられていますね? 【ジャン】NGOが力を入れてきた難民ワールドカップや講演活動など、今年は人の集まるイベン ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第26話
ただそれは、この時代よりも、もう少し遡った頃の話で、開拓されて間もない頃の、いわば最盛期ともいえる時代のことであった。月日の移ろいと共にその後、土地の疲弊が強まっていくにつれて、この地方の農業の勢いも目に見えて低下していった。 それでも、この一九三〇年代ではまだなんとか地力が保たれ、普通の水準でのコーヒー園が営まれていた。こ ...
続きを読む »《ブラジル》新法相=政府内左派狩りで矢面=秘密裏にリストアップ=大統領も軍政組織復活を画策?
連邦政府や連邦大学内の「反ファシズム」的人物(左派活動家)を秘密裏にリストアップしていた疑惑に関し、それを行ったとされる統括捜査局(Seopi)のスタッフがアンドレ・メンドンサ新法相に近い人材が中心になっていたことが判明して波紋を呼んでいる。4日付現地紙が報じている。
続きを読む »《リオ市》警察活動禁止で死者7割減少=コロナ自粛中のファベーラで=実は治安向上に非効率的?!
新型コロナウイルス感染拡大期間中、リオ市のファヴェーラ(貧民街)では警察活動が禁止されたことにより、リオ大都市圏ではむしろフェヴェーラ地域に関連した死者数が70%減少しただけでなく、殺人事件が48%と強盗犯罪が40%と大幅に減少したことが分かった。 このデータは、フルミネンセ連邦大学(UFF)の新違法性研究グループ(GENI ...
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