コロナウイルス感染で官邸内隔離が続くボルソナロ大統領。その間におこなわれた世論調査では、支持率が上がっているのだという。目立ったことを特に行なったわけではないのに支持率があがるということは、実は、おとなしくして余計なことを言わなければ支持率は保てるということかも。そんな大統領は、服用して2周間経っても陰性反応にならないにも関わ ...
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知っておきたい日本の歴史=徳力啓三=(7)
第2節 武家政治の展開 鎌倉幕府の支配が揺らぎ始めると、北条氏はいっそう権力を集中しようとして、かえって御家人の反発を強めた。 14世紀の初めに即位した後醍醐(ごだいご)天皇は、天皇自らが行う天皇親政を理想とし、その実現のために倒幕の計画を進めた。初めは計画が漏れて失敗し、後醍醐天皇は隠岐の島に移された。 後醍醐天皇の皇子 ...
続きを読む »新会長に上原テリオ氏就任=日本国外務省研修生OB会=「コロナの危機をチャンスに」
日本国外務省研修生OB会(上村ジャイロ会長)が2020―21年度就任式を21日晩、Zoomアプリを使ってオンライン開催し、上原テリオ新会長ら新執行部が就任した。同時に、OBの一人、原田清さんの叙勲祝い、野口泰在サンパウロ総領事の帰朝送別会もかねて開催され、伯国全体から約100人が参加、一斉に乾杯をして旧交を温めた。 同会は、 ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(15)=結核の妻想い作ったヒット曲
戦前戦中、当時最大級の日本人集団地だったバストスから、感染症による悲話が生まれている。 終戦直後に起きた勝ち負け抗争の犠牲者の一人、脇山甚作退役陸軍大佐の息子一郎の妻・初野だ。彼女は大戦中に結核に罹り、1943年からカンポスで療養をはじめ、それを再々見舞う生活の中で、夫・一郎は歌曲「高原の花」を作詞・作曲した。 一郎は、1 ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第19話
「こんにちわ。大分待たせたかしら。一応、時間通りに来たつもりだけど」 「いえ、アヤ先生、私の方が約束より早く着きましたから。私が待つのは当然です」 「そう、それならいいけど。ところで、どうしょうかしら、二人で歩きながら話をしますか。それとも、どこかに座って話した方がいいかしら」 「あ、それは、先生にお任せします。私はどちらでも構 ...
続きを読む »特別寄稿=未曽有の経済危機を乗り越える=「正直、義理、礼儀」サムライ経営者 西川 渥 (にしかわ あつし) スターパック社(本社・サンパウロ)社長=東京在住 カンノエージェンシー代表 菅野英明
食品用プラスチック容器業界で第2位 西川に「ずばりスターパック社とはどんな会社か」と聞くと「食用パッケージの新しい使い方を絶えず提案し続け、ブラジル人の食生活文化の向上と安全性利便性に貢献し続ける会社だ」と答えた。 創業者・西川流経営の独自性は「1つの事案に対して多様な見方と多角的な分析ができる、正直、倫理(社会道徳)、全社 ...
続きを読む »《ブラジル》アウキミン前サンパウロ州知事、窮地=連警の起訴受け、検察局告発=裁判所が受理すれば被告に
【既報関連】前サンパウロ州知事の大物政治家、ジェラウド・アウキミン氏(民主社会党・PSDB)がサンパウロ州知事選に際しての収賄、資金洗浄、二重帳簿の容疑で、聖州連邦検察局から選挙版ラヴァ・ジャット案件として告発を受けた。裁判所が告発を受理すれば、アウキミン氏は正式に被告となり法廷で争うことになる。23日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》基礎的財政収支に最悪予想=経済省、8千億レアル(約16兆円)赤字と発表=コロナ禍で税収減、支出激増で
ブラジル経済省は22日、政府の基礎的財政収支の赤字額(deficit primario)が今年度は7874億4900万レアルとなる見込みだと発表した。国庫庁が1997年に始まって以来、最悪の結果となる。
続きを読む »《ブラジル》使ったコロナ対策予算は3分の1以下=会計検査院が疑問視
新型コロナウイルス対策に割り当てられた特別予算のうち、保健省がまだ3分の1しか使っていないと、22日付現地サイトが報じている。これは国立会計検査院(TCU)が出した数字をもとに通信社ロイターが報じたもの。 それによると、7対策に割り当てられた、合計389億7千万ドルに及ぶコロナ対策費のうち、6月25日の時点で114億レアルし ...
続きを読む »《ブラジル》6年連続の大豆などコモディティ=主要輸出品目10位占める
ブラジル貿易協会(AEB)の調査によれば、大豆が6年連続で主要輸出品目に入っており、10位まではコモディティで占められていることが明らかになったと22日付マネータイムス・サイトで報じられた。
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