ボサノバや映画のシネマ・ノーヴォに貢献したことで知られる歌手、作曲家のセルジオ・リカルドが23日、入院先のリオの病院で亡くなった。88歳だった。 1932年にサンパウロ州内陸部マリリアで生まれたセルジオは8歳から音楽を学びはじめ、1950年にリオに移り音楽活動を開始。1960年のボサノバ・ブームの頃にアルバム「ア・ボサノバ・ ...
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東西南北
23日付アゴラ紙によると、新型コロナウイルスの影響はサンパウロ市のレストランの勢力地図にも影響を与えているという。それまで圧倒的に強かった、商業地区でのレストランの売上が激減しているという。たとえば西部の富裕地区でレストラン街としても知られるイタイン・ビビでは85%も売上が落ちた。これは単に「店が開いてなかった」ことだけを意味 ...
続きを読む »《記者コラム》樹海=市長選を前に左派勢力図に異変
今年の全国市長選は新型コロナウイルスの影響で、通常より1カ月遅い11月に行われるが、今の時点で早くも「異変」が現れている。しかも、それは「左派」に顕著に出ている。「左派の雄」のはずの労働者党(PT)がピリッと来ないのだ。 しかもそれは2016年のように「ラヴァ・ジャット作戦の余波で」ということではない。現在の同党の問題はそれ ...
続きを読む »ACAL=コロナに負けず七夕祭り開催=オンラインとドライブスルーで=特別に短冊もネット販売!
リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、第42回七夕祭りを8月2日にオンラインとドライブスルーで行うと、20日に記者会見して発表した。同祭は例年、サンパウロ市のリベルダーデ日本広場で開催されていたが、新型コロナウイルスの感染防止につき、本年は特別のやり方に変更となった。池崎会長は「コロナの影響でリベルダーデも暗く ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(14)=「在伯邦人の衛生戦線異状あり」
WHOの報告書によると、伝染病の代表格である「結核」は過去の病気ではない。今でも世界の10大死因の一つになっており、事実、2017年には世界全体で1千万人が罹患し、130万人が結核で死亡している。日本移民も戦前から結核には苦しめられてきた。 《一九三四年頃より、著るしく同仁会の苦悩を増したのは肺結核患者の出聖激増であった。従 ...
続きを読む »■ひとマチ点描■オンラインでアマゾンツアー
外出自粛規制によって壊滅的な被害を受けている旅行業界だが、新しいアイデアが生まれている。アマゾナス州にあるツアー会社VELTRAは、オンラインによるマナウス市場のウォーキングツアーを始めた。 このツアーはマナウス在住のキヨシさん(福岡県・準二世)が、オンラインアプリZOOMでマナウスの市場の巨大な魚や果物、インディオの薬草等 ...
続きを読む »《ブラジル》圧倒的多数が教育基金賛同で下院承認=政府案無視、大統領派のみ反対=連邦政府負担増で23%に
下院は21日、基礎教育開発基金(Fundeb)を継続するための憲法改正法案(PEC)の審議を行い、圧倒的な多数で可決した。これは2026年以降に連邦政府の支出割合を26%に上げることも含んでおり、連邦政府は別の形を希望していたが大敗を喫した。22日付伯字紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》こじんまり始まった税制改革審議=ゲデス経済相は連邦議会まかせ=ただ付加価値税の承認を主張
21日に下院議会に提出された税制改革案の第一段階で、連邦政府は、社会統合基金/社会保険融資納付金(PIS/Cofins)を統合する「財・サービス納付金」(CBS)を提案して一括12%の課税としたが、銀行など金融機関に加えて保険や健康保険への課税は5・8%と低く抑える提案を行なった。
続きを読む »《ブラジル》大統領またコロナ陽性反応=3度連続、感染から2週間で
ボルソナロ大統領は21日、新型コロナウイルスのPCRテストを行ったが、3回連続で陽性反応がでたため、もうしばらく大統領官邸で隔離生活を続けることになった。22日付現地サイトが報じている。 今回のテスト結果は22日午前、連邦政府から発表された。大統領は21日に血液と口中の粘液で検査を行い、陽性反応が出た。「大統領は医療スタッフ ...
続きを読む »《サンパウロ州》コロナ感染者数で新記録=1日で1万6777人増
サンパウロ州は22日、過去24時間での新型コロナウイルスの州内新規感染者が1万6777人と過去最高を記録したことを発表した。22日付現地サイトが報じている。
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