選挙高裁(TSE)のルイス・ロベルト・バローゾ長官は、予想される投票会場での混雑を避けることを理由に、11月の地方統一選の際に、有権者が本人確認のために行う指紋照合を中止することに決めたと、15日付フォーリャ紙などが報じている。
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《リオのカーニバル》「ワクチン無しなら開催不可」=主要サンバチームが強く主張
リオのカーニバルに参加するスペシャル・グループに属するエスコーラ・デ・サンバ(サンバチーム)から「コロナウイルスのワクチンが開発されない状態なら、パレードはできない」との意見があがっているという。15日付伯字サイトが報じている。 これは14日、リオのカーニバルを主催する「独立リーグ(LIESA)」の会議で明らかになったもの。 ...
続きを読む »東西南北
最高裁のジアス・トフォリ長官は15日、バイア州サルバドールの刑務所で受刑中の元大統領府秘書室長官のジェデル・ヴィエイラ・リマ氏(民主運動・MDB)に対し、受刑形態を自宅軟禁に切り替える判断を下した。これは「コロナウイルスにより死ぬ危険性があるため」とされている。ジェデル氏の場合、先週行われたコロナのテストでは陽性反応が出ていた ...
続きを読む »《ブラジル》青年層1千万人に高卒資格なし=黒人や褐色者が7割占める
ブラジルでは昨年、高校が卒業できなかった14歳から29歳までの青年が1100万人にのぼったことが地理統計院(IBGE)の発表で分かった。うち70%は黒人や褐色人種が占めていると15日付エスタード紙が報じている。
続きを読む »東洋街=一茶、寿し安、店内営業再開=「お店で出来立てをどうぞ!」=念入りに防疫対策、持ち帰りも
「やっと店内営業が可能になったので、6日から店での飲食を解禁しました。政府指定のコロナ対策は全て徹底しています。以前のようにご来店を」―「居酒屋一茶」の原口マルガリーダ店主はそう勧めた。サンパウロ州政府が段階的緩和措置を行い、7月6日から条件付きで飲食店を開放出来るようになったため、サンパウロ市リベルダーデ区の日系レストラン「 ...
続きを読む »日本移民と感染症との戦い=世界最大の日本人無医村で(9)=野口英世も黄熱病の研究に来伯
宮嶋はブラジル国内でも日本移民排斥の動きが始まっていると警告し、《北米の例にならって二三の衛生家は日本人には寄生虫がある。こういう人間は好ましくないという声を高めてきたのであります。それゆえに日本人の十二指腸虫をどうして除いて宜しいか、ブラジルにおいても日本人の寄生虫病に罹っている者の割合が多いというので、移民の衛生状態を調べ ...
続きを読む »離任のご挨拶=在ブラジル防衛駐在官 1等陸佐 溝田繁久
本年7月、約3年間のブラジル勤務を終え離任するにあたり、皆様にご挨拶申し上げます。 私は2017年6月、第2代目の在伯日本国防衛駐在官として着任し、日伯の防衛分野での交流を深めるよう努めて参りました。 実は防衛分野での日伯交流は長い歴史があり、1965年以降、海上自衛隊練習艦隊がブラジルに11回寄港(直近は2015年)して ...
続きを読む »特別寄稿=ウイルスとの共生=モジ市在住 野澤由紀子
外出自粛という時代になって、私は再びウイルス感染症という言葉を思い起こし、本棚を見上げました。 それは数年前、東京の本屋で偶然手にした 山内一也氏の著書『キラーウイルス感染症』(ふたばらいふ新書)の本でした。新書は持ち易いのと、南米に移住した我々がウイルスとの共生について、もっと知っておかなければと言う思いがあったのです。 ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第14話
今までの木造の建物から、本格的なレンガ造りのものに改造するという話が持ち上がり、それが実際に、一九三五年の後半から実施に移されていったのである。 話によるとその教会は、同じカトリックのものながら、日本から設計図を取り寄せ、それを基にして建築をしていくというようなことであった。あの二人のドイツ人の神父がこの地に来たのには、この教 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁判事「軍がコロナによる虐殺に加担」=軍人任せの保健省運営に批判発言=国防相と3軍総司令官が猛反発
最高裁のジウマール・メンデス判事による「軍がコロナウイルスによる大量殺戮に加担した」との発言を受け、軍が連名で抗議声明を出した。メンデス判事の発言は、世界最悪レベルのコロナ災禍のブラジルにおいて、正式な保健相が2カ月も不在で、医療専門知識のない多数の軍人が保健省幹部を独占している現状を批判したもの。14日付現地紙などが報じてい ...
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