昨年7月6日に死去したジョアン・ジルベルトの評伝が、34出版社( Editora 34)からズザ・ホメム・デ・メロ氏の執筆により出版される予定だとエスタード紙6日付が報じている。 2001年、同氏により編纂された著書「ジョアン・ジルベルト」(パブリフォーリャ出版社刊)は、ジョアン氏の生涯や、作曲家としての音楽やギターに対する ...
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東西南北
本紙でも報じているように、昨日6日からサンパウロ市でバー、レストラン、美容院、ジムが再開された。外出自粛の規制緩和の「レベル2」の段階では、場所によって混むところもあったが、人々の警戒心が強いのと、そこまで大きな緩和でなかったため、時間さえ選べば、さして混雑する印象ではなかった。だが、今回は「レベル3」。待望久しい開店が多いこ ...
続きを読む »《記者コラム》両極にある日本とブラジル=邦字紙上ではわずか2cmの距離
「邦字紙にそんな読み方があったんだ!」 仕事が終了する間際の午後7時半ごろ、編集部内で雑談中、若手スタッフ(部員)から「うちの新聞って、1面と6面を比較すると、同じ新聞とは思えないぐらい内容が違うんですよね」としみじみ言われて、最初意味が分からなかった。 「1面」は弊紙スタッフが毎日苦労しながら翻訳して作るブラジル社会面、「 ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第9話
その点、エンリッケはまるでそういう目的も持っていなかったし、元々遊び半分というところもあったから、まず、長続きはしないだろうとマルコスは見ていた。案の定、その通りになった。五ヶ月ほど経った頃、仕事の方が忙しくなったからというような口実を設けて、早々と辞めていってしまった。 ケンゾーの方は、マルコスたちとは違って別のクラスであ ...
続きを読む »リベルダーデ=6日開店解禁、悲喜こもごも=開店派と現状継続派の両方に
リベルダーデの日系飲食店では6日からの開店許可を受け、さっそく来客受け入れを開始した店と、「開店許可はうれしいが当面現状維持」とする派に分かれた。「今年3月から始まった新型コロナによる影響で、和グループの飲食店は昨年に比べて50%以上売上が減っています。今はデリバリーのみでなんとかギリギリやっている状態です。店を開けたいですが ...
続きを読む »ウイルス消毒の噴霧器寄付=JACTOが日系6団体に
農業機製造会社JACTO社(本社=サンパウロ州ポンペイア市)は5月、ブラジル日本文化福祉協会(文協)、憩の園、希望の家、こどものその、サンタクルス病院、日伯援護協会の日系6団体に噴霧器を寄付した。 寄付された噴霧器の本来の使用方法は、農場などの害虫駆除で使用されるものだが、現在は新型コロナウイルスに対する消毒液散布にも活用さ ...
続きを読む »大耳小耳
居酒屋「一茶」でも6日から昼だけ店内で食事ができるようになった。午前11時半から午後2時半まで。メニューは、クアレンテナ下でやっているお弁当メニューが中心。幕の内弁当(38レアル)も店内で食べられる。人気のお好み焼き、カツカレー、焼き魚弁当、焼きうどんなどは35レアル。夜は午後5時半から8時半まで、今まで通り携帯アプリのRap ...
続きを読む »《ブラジル》セーラ元知事を収賄・資金洗浄で捜査=娘名義でスイス口座に400万レ=オデブレヒト裏金を外国に隠匿?
3日午前、サンパウロ市で連邦警察と連邦検察庁によるラヴァ・ジャット作戦が行われ、サンパウロ市市長、サンパウロ州知事、保健大臣などを歴任した大物政治家、ジョゼ・セーラ上議(78歳、民主社会党・PSDB)の自宅で家宅捜査が行われた。
続きを読む »《サンパウロ州》感染者150万人越えする中、商業再開が本格化=6日からレストラン、バール=27日から映画館など文化施設も
2日に感染者数が150万人を越えたブラジルで、最大の感染震源地となっているサンパウロ州では経済活動再開が本格化している。新型コロナウイルスの影響で飲食店の営業が禁止されていたサンパウロ市では6日(月)から、レストラン、バール、美容院の再開を発表している。 フォーリャ紙3日付電子版によれば、各店には衛生基準の遵守が求められ、営 ...
続きを読む »《EUメルコスルFTA》ブラジルの森林伐採争点に=国際投資家らも問題視
南米共同市場(メルコスル)と欧州連合(EU)との貿易協定の締結の鍵を握っているのがブラジルの森林伐採問題で、それが解消されない限り、FTA協定の締結はなく、国外からの投資も促進されないと、3日付現地サイトが報じている。
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