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2020の記事一覧

特別寄稿=日本語教育推進法基本方針の閣議決定に思うこと=ブエノス・アイレス在住 秋山 郁美

コロナ直前にアルゼンチンへ家族で赴任  今日学校でどんなことやったの?  わからない。  宿題はある?  わからない。  明日の予定は?  わからない。  明日の持ち物は?  書いてきた。 どれどれ・・・。(文字が読み取れない)。  教科書は?  ない。  一日中わからない言葉に溺れ疲れ切って帰ってきた子どもたちに、学校の様子を ...

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大耳小耳

 サンパウロ州全域で7月1日から、道路や公共の場でマスクを着用していない場合、罰金500レアルが科せられる事が州政府から発表された。同時に商業施設で適切な防疫対策をしていないところにも5千レアルの罰金が科せられる。現在進められている段階的な緩和によって感染拡大が起こるのを防ぐには、マスク着用は絶対に必要なこと。鼻まで覆わず口だけ ...

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足立援協事務局長が4月退職=8年間日本と援協つなぐ=「日系社会に心から感謝」

昨年のブラジル紅白歌合戦で行われた援協創立60年記念企画(前列左から妻・足立弘子さん、足立操援協事務局長、菊地義治評議員会会長、与儀上原昭雄会長)

 「コロナ禍により3月中旬から自宅待機の指示が出て、そのまま4月に定年退職という運びになり、ご挨拶が遅れてしまい申し訳ございません。在職中にお世話になった日系社会各種団体や個人の皆様にこの場を借りて心から御礼と感謝を申し上げたいと思います」――サンパウロ日伯援護協会の足立操氏(島根県、70)は、2011年2月に事務局長補佐として ...

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野口在聖総領事が7月帰朝=「日本で日系人の活躍発信する」

野口総領事

 「ブラジルで一番心に残っているのは、やはり移民110周年に眞子内親王殿下にお越し頂き、訪問先の日系社会との交流を間近で拝見できたことです。皇室はブラジル日系社会にも目を向け、日系社会からも皇室に対する尊敬の念が深いことを実感させられました。相互の絆は本当に根強いと思います」。帰朝が決定した野口泰在サンパウロ総領事(やすし)(5 ...

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三重県人会で杓田会長辞任

 3月31日(火)に杓田美代子(しゃくだ・みよこ)三重県人会会長が一身上の都合により辞任していたことが、三重県人会評議会(広瀬哲洋会長=ひろせ・てつひろ)からの発表によりわかった。  それを受け、下川孝前会長が来年度の定期総会までの間、会長職を務める事が決定した。

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中島宏著『クリスト・レイ』第6話

 日本語学校と称する建物は、その広場にあった。木造立ての簡素なもので、やや大きな建物ではあったが、その質はこの辺りの農場の労働者たちが住む家と同じようなものだった。  ただ、マルコスたちの目を引いたのは、その建物の背後にあった、それよりもかなり大きな、別の建造物であった。集会所のような感じのものであったが、近づいて、よく見るとそ ...

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《ブラジル》工業の信頼感指数が上昇=過去最大の16ポイント

 ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が29日、6月の工業界の企業家信頼感指数は、2001年の統計開始以来、最大となる16・2ポイント上昇したと発表した。

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《ブラジル》国民の75%が民主主義支持=ボルソナロ政権下で過去最高=虚報に関しては8割以上が「脅威」

 民主主義こそが理想的な国の統治方法だと思っている国民が過去最高の75%に達しており、国民の7割近くが「フェイクニュースで連邦議会や最高裁を脅すことは犯罪だ」と考えていることが、ダッタフォーリャの最新の世論調査で判明した。27~29日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》コロナ感染再燃=連邦直轄区やベロ・オリゾンテ市で厳格化=サンパウロ州マスクなしに罰金500レアル

 【既報関連】新型コロナウイルスの感染再燃を受け、連邦直轄区のイバネス・ロッシャ知事が29日に非常事態を宣言した。また、ミナス州ベロ・オリゾンテでも同日から外出自粛が厳格化されたと29日付現地紙サイトが報じた。  29日夜の保健省発表によれば、死者数は692人(計5万8314人)、感染者数は2万4052人(計136万8195人) ...

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《ブラジル北東部》セルトンを農業地帯に=疎水工事の北部支流が開通

 北東部の灌漑の大プロジェクトであるサンフランシスコ川疎水工事の北部支流の開通式が、セアラー州で26日にボルソナロ大統領の立ち会いの下で行われた。これはルーラ政権(PT)の時にはじまった看板構想で、PT所属の同州知事らは参加しなかった。27日付現地紙が報じている。

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