ホーム | 2020 (ページ 202)

2020の記事一覧

《ブラジル》コロナ死者1万1519人=営業可能な業務拡大の大統領令=17州知事従わず

 【既報関連】11日夜の保健省発表で、ブラジルの新型コロナウイルス感染者数は16万8331人、死者は1万1519人に達した。感染拡大ペースが収まらない中、ジャイール・ボルソナロ大統領(所属政党なし)は、スポーツジムと理髪店、美容院を最低限不可欠な基幹業務と認定する大統領令を出したと、11、12日付現地ニュースサイトが報じた。   ...

続きを読む »

《ブラジル》コロナ市中感染、実はカーニバル前から?

 【既報関連】オズワルド・クルス研究院(Fiocrus)が、ブラジル国内での新型コロナウイルス蔓延はカーニバル前から始まっていたとの見解を表明したと11、12日付現地紙、サイトが報じた。  ブラジル初のコロナ感染者が確認されたのは2月26日で、イタリア帰りの男性がウイルスを持ち込んだとされてきた。  だが、同研究院が新型コロナウ ...

続きを読む »

《ブラジル》軍人19万人がコロナ緊急手当を不正受給?

 貧困層向けの新型コロナウイルス緊急支援金600レアルが、約19万人の軍人にも違法な形で支払われていた疑惑が生じている。11日付現地サイトが報じている。  この疑惑はコレイオ・ブラジリエンセ紙が11日に報じた。それによると、連邦政府のデータで確認された情報から、現役軍人や退役軍人、年金生活の軍人まで含めた、18万9695人の軍人 ...

続きを読む »

《ブラジル》3月サービス業販売量、前月比で6・9%減=コロナで大幅落ち込み

 ブラジル地理統計院(IBGE)が12日、3月の月次サービス調査(PMS)を発表。3月のサービス業の販売量は前月比で6・9%減少したことが分かった。同日付現地ニュースサイトが報じている。

続きを読む »

東西南北

 サンパウロ市が11日から、ナンバープレート末尾番号による車の乗り入れ規制「ロディージオ」を厳格化した。これまでは週1回、ピーク時のみの規制だったが、しばらくは隔日しか車が使えなくなる厳しい対策。これによって、11日は市内の車の数は劇的に減った。だがその分、バスや地下鉄、CPTMなどの公共交通機関に人が流れ、乗車率が11〜15% ...

続きを読む »

日本語教師=「教育現場の声をきいて!」=日本政府に意見書を提出=南米教師グループ401人

2017年7月に開催された第60回全ブラジル日本語教師研修会』の開講式の様子(参考写真)

 南米10カ国と日本(南米での経験を持つ日本帰国者等)の日本語教師401人の集まり「声なき教師」が4月24日、「日本語教育推進法の基本方針(案)に関する南米の教師(連名)からの意見書」を日本政府に提出した。その中心になった一人、横溝みえさん(一世・愛知県)は「待遇改善や地位向上への取り組みや教材支援等を求める切実な声が多く寄せら ...

続きを読む »

新日系コミュニティ構築の“鍵”を歴史の中に探る=傑物・下元健吉(26)=その志、気骨、創造心、度胸、闘志…=外山 脩

到着したばかりの一晩をモイーニョ・ベーリョ寄宿舎で過ごしたコチア青年の皆さん(『コチア青年の20年』コチア青年連絡協議会、1975年)

謎の奇策二件(上)  1950年代、コチア産組専務理事・下元健吉は、新政策を二件、打ち出した。いずれも誰も予想しておらず、理解もできなかった――という意味で奇策であった。  一件は日本からの大量の青年移民導入、もう一件はジャグァレー区の6万平方メートルという広大な土地の購入である。  前者、つまりコチア青年の導入から話を進める。 ...

続きを読む »

「サンパウロ市内に花届けます!」=モジの花生産者が直売で

ミズタニさんによる田中さん一家の似顔絵

 新型コロナウイルスによる外出自粛措置で花屋が閉鎖され、販売経路が絶たれたサンパウロ州モジ・ダス・クルーゼス市の花農家「田中農場(Sítio Tanaka)」が直接に花の販売配達をはじめている。  取り扱う花は洋蘭類やアザレア、アジサイ、竹などの鉢植えを販売している。注文を受けてから4日から7日で配達する予定。配達は主にサンパウ ...

続きを読む »

【コロナ禍緊急日誌】「給付金10万円をブラジルで役立てて」との有り難い申し出

 福岡市に住んでいるニッケイ新聞の協力者から「日本政府から10万円給付金をもらったのですが、私自身は困っていない。ニッケイ新聞は日系社会で重要な役割を担っているので、ぜひ役に立てて」と寄付の申し出があった。  実際、ニッケイ新聞の経営もコロナショックで大打撃を受けている。印刷版が一時停止している間も、サイトでは記事は更新し、PD ...

続きを読む »

臣民――正輝、バンザイ――保久原淳次ジョージ・原作 中田みちよ・古川恵子共訳=(252)

 その遅れが検事官を苛立たせた。検事が6月7日の判事に向けた書で、「遅れに疑問がある」と書いた。添付書類がついた申請書の受付日が4月26日と記録されているのに、判事が受け渡しの許可を与えたのは5月26日となっているのだ。  検事は「法律の施行を預かる検査官として、申請書の検討にあたる前に、現公証人にお伺いしたい。期限にかけては第 ...

続きを読む »