【既報関連】ブラジルのボルソナロ大統領は29日朝、コロナ禍の最中も営業が認められる「基幹業務」の定義を拡大する大統領令を出したと、同日付現地各サイトが報じた。 社会隔離政策として、基幹業務以外の営業停止令を発令しているサンパウロ州のドリア知事、リオ州のヴィッツェル知事などと対立するボルソナロ大統領からの反撃だが、最高裁は15 ...
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東西南北
ここのところ、ブラジルのネット上で「ボット(ロボットの意)」と呼ばれる拡散機によるハッシュタグの大量拡散が問題視されている。最近目立つのは、ロドリゴ・マイア下院議長の辞任を迫るものやジョイセ・ハッセルマン下議への中傷といった、ボルソナロ大統領と敵対する人物を攻撃するものだ。この傾向は、大統領次男のカルロス氏が「フェイクニュース ...
続きを読む »《サンパウロ州》公共交通機関利用時のマスク着用義務化=タクシー、Uberにも有効
新型コロナウイルスによる死者が5千人を超え、中国を上回ったブラジル。ブラジルの26州とブラジリア連邦直轄区の中でも、サンパウロ州が州別で感染者数、死者数共に最も多い。 そんなサンパウロ州では、30日に公共交通機関やタクシー、Uberなどの配車アプリタクシーの中でのマスク使用が義務付けられる州条例が署名される。マスクは布製でも ...
続きを読む »コロナショックで経済的大打撃=希望の家が支援を呼びかけ=資金寄付、NFP、食品も
ポルトガル語本紙姉妹紙「Nippak」21日付によれば、サンパウロ州イタクアケセツーバ市にある希望の家福祉協会(下本ジルセ理事長)が、コロナウイルスの影響で経済的に深刻な危機に晒されており、援助を求めている。インターネットからの資金援助やノッタ・フィスカル・パウリスタ(NFP)制度を利用した援助、物資援助(食品、老人用オムツ、 ...
続きを読む »新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(20)
右の騒乱は、実は、その前哨戦の様なものが、戦時中に始まっていた。1943年から地方の邦人農家が襲撃されるという事件が頻発していたのである。 各地で養蚕舎が焼き討ちされたり、薄荷畑やその油の抽出機具が置いてある作業場が荒らされ、破壊された。 襲撃犯として、利敵産業自粛運動というものをしていた興道社という団体に嫌疑がかかり、そ ...
続きを読む »コロナ災禍=相次ぐデカセギ伯人解雇=日本メディアが続々と報道
リーマンショックの悪夢再来か――。新型コロナ災禍の影響により、日本でも休業や倒産する会社が増える中、恐れていた外国人労働者派遣切りが増えてきたと日本の新聞が報じている。 車の需要が落ち込み、日本の自動車メーカー8社すべてが大型連休(4月26日から5月10日まで)をまたいで、国内工場操業を一時停止する異常な事態となった。 そ ...
続きを読む »■訃報■世界救世教いづのめ教団理事長 小林昌義氏
世界救世教いづのめ教団(静岡県熱海市所在)の理事長、小林昌義氏が29日午前6時55分(日本時間)に自宅で亡くなった。享年77。告別式は5月2日。葬儀は救世教式で行われ、遺族の希望により家族葬となる。 小林氏は両親が信徒で、小学生の時に入信した。母親は布教活動に熱心で、父親はそれを支えた。その姿に触発され、早稲田大学の経済学部 ...
続きを読む »□コロナ禍緊急日誌□
昨日、日本からアマゾンの小包が届いてビックリした。中身は本が一冊。国際郵便は止まっているので、なんだろうと思ったらDHLだった。ドイツの国際輸送物流会社で「世界最大の国際輸送物流会社」とも言われる。こんなときでもちゃんと期日通りに配達するとは、さすが「世界最大」だけある。 ◎ 有名な航空券販売サイト(https:/ ...
続きを読む »外出自粛中=いつもの日本料理を味わおう!=各店工夫の持ち帰り、弁当で
クアレンテーナ(検疫)で外出自粛令の最中、サンパウロ市の日系レストランでも、ヴィアージ(持ち帰り)を行う店舗が増えてきた。主な日本食店の持ち帰りサービスを紹介する。 (1)居酒屋「一茶」の「原口さんのお弁当」は魚弁当、焼きうどん、生姜焼き、カツカレーなど充実の計8種類。しかも35レアル。配達なし、店頭での手渡しのみ。購入者の代 ...
続きを読む »外国人医師さえ国民を救おうとしているのに
28日夜、伯字紙記者から「新型コロナの死者が5千人を超えたが」と深刻な事態に関するコメントを求められたボルソナロ大統領は、「それで?(E daí?) 現状は嘆かわしいが、私に何をしろというんだ? 私はメシアだが奇跡は行わない」と答え、警備員の笑いを誘った。大統領のミドルネームは「メシアス」だ。 確かにその後、「現状を嘆いてい ...
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