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2020の記事一覧

東西南北

 サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は22日、同州の外出自粛令(クアレンテーナ)の今後に関し、「5月11日から徐々に規制を緩和していく」との発言を行った。だが、「どういう形で規制を緩めていくかなどについては、5月8日までは発表しない意向」であると語った。22日に同件に関する会見が行われることは事前に報じられており、もっと具体的な ...

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《アマゾナス州》人工呼吸器購入で水増し請求疑惑

   ブラジル北部のアマゾナス州の会計検察局は、同州政府が行った28台の人工呼吸器の購入に水増し請求があったとの疑いで捜査している。21日付ニュースサイトが報じた。  州検察は、「州政府が28台の人工呼吸器の購入に費やした金額は297万レアル(1台平均10万6250レアル)だが、連邦政府は同様の人工呼吸器を1台平均5万7300レ ...

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ブラジル日産=ブラジル国内従業員に一時帰休制度を採用=ブラジル政府による解雇防止政策

 ブラジル日産は22日、ブラジル国内の一部の従業員に対し、1カ月間の一時帰休制度を採用することを決定した。  3月23日から操業を停止していた、リオ州レゼンデ市の同社工場は、5月21日まで操業停止期間を延長する。  この工場で直接組み立てラインに入っていた従業員は、形式上、雇用契約が中断されるが、その間はブラジル政府からの失業手 ...

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在日ブラジル人=「皆で協力して危機乗り越える」=浜松市在住の二世、増子さん=09年の大量解雇時に活躍

 「国の雇用対策が機能することを信じているが、再び深刻な影響が出る場合は、支援団体を組織し、必ず支援活動を行う」――静岡県浜松市で伯国食品店「セルビツー」を経営する増子利栄(としえい)さん(70、二世)を先月23日にサンパウロ市内ホテルで取材した際、新型コロナウイルス感染拡大によるデカセギ雇用危機に対して、そう力強く語った。増子 ...

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新日系コミュニティ構築の鍵を歴史に探る=傑物・下元健吉=その志、気骨、創造心、度胸、闘志=ジャーナリスト 外山脩=(15)

産青連(下)  1938年、下元健吉は動き始めた。中央会に属する組合を各地に訪れ、若者に産組論を説き、目標を与え奮起させ、結集させようとした。  1939年の年頭には、コチアの機関誌で、こう唱えている。  「我々は、此処ブラジルで産業組合を組織した。組合運動の究極の目的は、新しい社会の建設にある。新しい社会とはなんであるか、それ ...

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居酒屋一茶=『原口さんのお弁当』開始!=焼き鮭やカレー、生姜焼き等

 外出自粛令開始から1カ月、サンパウロ市リベルダーデ区バロン・デ・イグアッペ街の居酒屋「一茶」が22日(水)から、8種類の『原口さんのお弁当』を始めた。クアレンテーナ(検疫)中、飲食店はデリバリー(配達)とヴィアージ(持ち帰り)のみ可能なので日本食弁当となった。  担当する原口政信さんは店主マルガリーダさんの夫にして、40年の歴 ...

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モジ市=コロナ患者対応した日系医師死亡=フェルナンド・ミヤケ医師

 医師のフェルアンド・ミヤケさん(56歳、聖州モジ・ダス・クルーゼス市)が新型コロナウイルス(Covid19)に感染し、21日の明け方亡くなった事が、実弟でモジ市議のクラウジオ・ミヤケさん(54)のフェイスブック(https://www.facebook.com/photo.php?fbid=3258439020835032&a ...

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■訃報■サンパウロ日伯援護協会元事務局長 山下忠男さん

 サンパウロ日伯援護協会の元事務局長、山下忠男さんが19日、日伯友好病院で亡くなった。2年前から癌を患い闘病生活を送っていた。享年86。コロナウイルスの自粛要請が出ているため、葬儀は親族だけで20日に執り行われた。  山下さんは1934年2月7日、京都府生まれ。京都府立命館高校を中退。1953年8月に渡伯。1953年から65年ま ...

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□コロナ禍緊急日誌□

 なぜか卵、フェイジョン、米などの一番基本的な食品や生鮮野菜の値段が、軒並み50~100%も値上がりしている。30個入の卵は通常10レアルで変えるが、先週、東洋街のエストラ(スーパー)で買ったら15レアルだった。ニュース番組でみたら20レアルで売っているスーパーも多いとか。にも関わらず、IPCAなどのインフレ物価指数の数値は異常 ...

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32歳の医師急逝、若者の死続く

 新型コロナウイルスの感染拡大は止まらず、医療現場の医師や看護師の感染例も増えている。  20日に亡くなった、聖市東部イタケーラの救急診療所(UPA)と大サンパウロ市圏サンベルナルド・ド・カンポ(SBC)市ルージ・ラモスのUPAで勤務していたフレデリコ・シウヴァ・リマ医師(32)もその一人だ。  同医師は17日に咳が出始めた後、 ...

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