【既報関連】サンパウロ州のジョアン・ドリア知事は17日昼過ぎに、3月24日から州内全域645市を対象に出されている外出自粛令を5月10日まで延長すると発表した。同日付現地ニュースサイトなどが報じた。 3月24日から4月7日までの期間で出された外出自粛令はその後、4月22日までに延長されていた。今回で期間の延長は2回目だ。3月 ...
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《ブラジル》コロナ補償=「レジーナ、どこ行った」=無策の文化局長に抗議殺到
国民的女優から一転してボルソナロ政権の文化特別局長に就任したレジーナ・ドゥアルテ氏に対し、芸能、芸術関係者らが、新型コロナウイルスに伴う活動の支障に対する具体的な補償がなされないことへの抗議の声を上げている。17日付現地紙サイトが報じている。 17日朝、映画や音楽の関係者約20人が、レジーナ文化局長に対し、芸能、芸術関係者た ...
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16日のボルソナロ大統領によるマンデッタ保健相解任は国外でも大きく報じられている。英国のガーディアン紙は「大統領がコロナの影響を軽視して、人気の保健相を解任」、米国ワシントン・ポスト紙は「保健相解任でブラジルのコロナ対策は苦境に」、アルゼンチンのクラリン紙は「解任発表後、大きなパネラッソ(鍋叩き抗議)が起こった」と報じた。フラ ...
続きを読む »《ブラジル》北部アマゾナス州=病院の治療スペースに遺体=仮収容用の冷凍コンテナ置かれる
ブラジル北部のアマゾナス州では、患者急増に医療機関の受け入れキャパシティが追いつかず、生きて治療を受けている患者が入っている施設の廊下に、コロナウイルス感染かその疑いで亡くなった人々の遺体が放置されている映像がネットに流出。アマゾナス州保健局は翌朝、同州州都のマナウス市東部にあり、遺体が放置されていた病院の前に冷凍コンテナを置 ...
続きを読む »《ブラジル》癌末期の父の前で結婚式=安心した父は翌朝、天国へ
新型コロナウイルスの感染拡大抑制のため、結婚式など、人が集まるイベントの開催が禁止されている中、サンパウロ市内の病院で本当にささやかな結婚式が行われた。 今月5日に行われた結婚式の会場はアレマン・オズワルド・クルス病院で、花嫁は、同病院に入院していた56歳の操縦士、グラウコ・パリェッタ氏の娘、ガブリエラ氏(22)だ。 ガブ ...
続きを読む »八木書店=400年前の「日葡辞書」刊行=リオで発見、原本を高精細カラーで
古典や古文書の複製出版に取り組む八木書店(東京都千代田区)が3月30日、日本語にポルトガル語で注釈を付した『リオデジャネイロ国立図書館蔵 日葡辞書』=写真=を刊行した。400年前に日本に来た宣教師が、布教や信者の告白を聞くために参照したとされるキリシタン版辞書。ローマ字表記にした日本語を見出し語に、その意味や説明が文例付きでポ ...
続きを読む »■記者の眼■在日ブラジル人にも10万円給付を
先日、親が日本でデカセギしているある日系子弟に話を聞いた時、「群馬県の自動車部品工場でパート労働している母は、コロナの関係でいきなり1カ月休業を言い渡されました。外国人のほとんどは正社員じゃない。何かあれば、真っ先に集団休暇を取らされたり、首を切られたりする。日本社会のしわ寄せが一番集まる部分。なんらかのセーフティネット(救済 ...
続きを読む »本門佛立宗中央寺院が寄付=援協に手作り布マスク1千枚余り
4月16日、本門佛立宗中央寺院日教寺(住職高崎 扇忠)からサンパウロ日伯援護協会に、手作り布マスク1195枚と約70リットルの消毒用アルコールが寄付された。 中央寺院の吉川妙養師、信者で援護協会評議員会長の菊池義治とその娘カシア福祉士、その息子5人が援協に訪れ、新型コロナウイルスの感染予防に役立ててほしいとして、医療従事者へ ...
続きを読む »外出自粛=「食べてストレス発散を!」=ヤキソバ、焼き飯9・90レアル
「最近は新型コロナウイルスについての暗いニュースばかり。気軽に日本食を食べる楽しみを味わってもらい、家の中にいるストレスを少しでも発散してほしいと思い、この価格に設定しました」――サンパウロ市のニッケイパレス・レストラン(Rua Galvao Bueno, 425, Liberdade)のオーナー、山田セレナさんはこのサービス ...
続きを読む »大耳小耳
日毎叢書企画出版が刊行する随筆集『楽書倶楽部』10周年記念の第52号が出版された。コロナウイルスの混乱により、今回はPDF版で出し、サイト(https://tsuishi.wixsite.com/10syunen)で見られるようした。発行スタッフの前園博子さんと石田勉さんは連名で「楽書倶楽部は10年間、一度も遅配することもなく ...
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