10月24日にサンパウロ市のサンパウロ日伯援護協会本部ビル5階で評議会が行われ、2021年から22年度の理事会役員の単一シャッパが承認され、税田(さいた)パウロ清七(せいしち)氏が会長に就任することになった。税田新会長は援協理事会に23年間も所属し、うち6年間は副会長で経験豊富。「チームワークには自信がある」とコメントを寄せ、 ...
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ツニブラ・トラベル=コロナ禍で社主一家総退陣=従業員が事業を引き継ぐ
70年の伝統を誇る日系大手旅行会社ツニブラ・トラベルの赤川リカルド威(たけし)社長は、自らは経営から退き、従業員へ譲渡することを「Portal PANROTAS」11月11日付(https://www.panrotas.com.br/agencias-de-viagens/movimentacao/2020/11/famili ...
続きを読む »ヒト街点描=没後50周年記念アート?=東洋街に謎の三島由紀夫ポスター
サンパウロ市の地下鉄リベルダーデ駅周辺に三島由紀夫のポスターが21日頃から大量に貼り出されている。ポスターには「春画」との署名印がされているが掲示者の詳細は不明。 三島由紀夫(1925年~1970年)は戦後の日本文学界を代表する作家の一人。代表作に『金閣寺』『憂国』などがある。晩年は政治活動に傾倒し、自衛隊市ヶ谷駐屯地を訪れ ...
続きを読む »「ブラジルには人種差別はない」?
19日夜、リオ・グランデ・ド・スル州ポルト・アレグレで起きた黒人のジョアン・アルベルト(通称ベト)・フレイタス氏死亡事件は、国内外に衝撃を与えたが、正副大統領は揃って「ブラジルには人種差別はない」とのたもうた。 米国は「人種のサラダボウル」(多種共存状態)と言われることが多いが、ブラジルはまさしく「人種のるつぼ」(混血状態) ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第81話
入植者たちの支払い能力を上げるにはまず、彼ら自身が何らかの利益を毎年挙げていかなければ、無理な話ということになる。だが、特にここの場合は、そのほとんどが大した経験もない、半分は素人のような農業者たちばかりであってみれば、最初からそれを期待する方がおかしいというべきことだったかもしれない。 事実、植民地としての形が整って、それ ...
続きを読む »《サンパウロ州内陸部》重武装20人組が銀行強盗=深夜に警察と激しい銃撃戦
サンパウロ市から北西に270キロ離れた内陸中核都市アララクアラ市で24日未明、小銃や爆発物などの重火器で武装した約20人の犯罪者集団が銀行強盗を試み、警官と銃撃戦を繰り広げた。
続きを読む »《ブラジル》サンタカタリーナ州=今度は車椅子の白人当選市議も脅迫=黒人女性市議に続いて
サンタカタリーナ州北部のジョインヴィーレ市で22日夜、15日の市議選では同州最多の票を得て当選した白人の男性候補が、人種差別に基づく脅迫を受けたと被害届を出した。
続きを読む »《サンパウロ市市長選》ボウロスが現職コーヴァスに肉薄=8%P差にまで迫る=再び左派政権誕生?
29日に決選投票を控えたサンパウロ市市長選は、現職のブルーノ・コーヴァス氏(民主社会党・PSDB)と、左派のギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)の差が急速に縮まってきており、余談を許さない状況となってきている。24日付伯字紙サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》選挙高裁へのサイバー攻撃に大統領派下議関与?=電子投票への信頼揺るがす目的で=連邦検察庁も捜査を開始
【既報関連】15日に行われた統一地方選第一次投票の開票作業中、選挙高裁のコンピューターがハッカー攻撃を受けた件で、連邦検察庁のレナト・ブリル・デ・ゴエス副長官がアウグスト・アラス長官に捜査報告書を送付したと23日付エスタード紙が報じた。 15日は選挙高裁のコンピューターのトラブルが3回起きた。最初は同日午前9時頃に同裁の公式 ...
続きを読む »《ブラジル》アマパー州=電力供給がようやく正常化=大停電発生から22日目に
連邦政府は24日、発生から22日を要してようやくアマパー州の大停電が収束したとの声明を発表した。24日付現地サイトが報じている。 アマパー州での電力供給回復はまず、24日午前8時12分にアマパー州電力公社(CEA)から発表された。その声明によると、「輪番制の電力供給は正式に終了する。現在は、広域停電の影響を受けた13市に関し ...
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