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2020の記事一覧

サンパウロ市市長選=PTはボウロス支持表明=ルッソマノはコーヴァス推す

 29日に行われる決選投票を前に、サンパウロ市市長選を争うブルーノ・コーヴァス氏(民主社会党・PSDB)とギリェルメ・ボウロス氏(社会主義自由党・PSOL)が支持の獲得合戦を行っている。18日付伯字紙が報じている。  ボウロス氏にはまず、労働者党(PT)候補で得票数が6位に終わったジウマール・タット氏をはじめ、フェルナンド・ハダ ...

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《ブラジル》アマパー州で再度の大停電=復旧開始かと期待した矢先に真っ暗闇

 【既報関連】3日に始まった広域停電の復旧が徐々に広がっていた矢先のアマパー州で17日夜、2週間で2度目となる広域大停電が発生したと18日付現地紙、サイトが報じた。  18日朝の報道では、17日の広域大停電は午後8時半頃に発生。「同州全域が停電した」や「13市が停電」との情報が入り乱れている。  エレトロノルテ社によると、今回の ...

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《ブラジル》中銀=第4四半期は景気減速と予想=年末はドル高傾向か

 中央銀行が18日、20年第4四半期の経済は減速するとの見通しを出した。18日付現地紙サイトが報じている。

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東西南北

 ブラジルでスポーツといえば、ほとんどサッカーで埋まるのが常。だが18日付現地紙は、ブラジルが生んだ伝説のボクサー、エデル・ジョフレが1960年11月18日に世界バンタム級チャンピオンに輝いたことと、それから60年が経過したことを大きな記事で伝えた。ジョフレといえば日本でもおなじみのボクサーで、ファイティング原田とのタイトルマッ ...

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特別寄稿=米国しのぐ一等国になれる=日本式しつけをブラジルに=サンパウロ市在住 坂尾 英矩(ひでのり)

 日伯修好125年移住112周年となり、日系社会はブラジルの中産階級に定着して国民からの信用が厚いのは誠に喜ばしい限りです。  近頃非常に少なくなった一世たちは、もう孫の時代になると日本語は通じなくなるし、子供たちの国際結婚が増えて淋しくなるが時代の波で仕方ない、という嘆きを時々耳にします。  しかし私は、人間とは環境の動物です ...

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移民史料館=企業や個人に寄付募る=大型改修工事に410万レアル=ルアネー法活用を呼びかけ

 歴代の皇室、首相、日本政府高官を始め、たくさんのブラジル公立校生徒などを迎えてきた「ブラジル日系社会の顔」――日本移民史料館(山下リジア玲子運営委員長)が、9階部分の改装工事に着手するため「ブラジル日本移民史料館―2020年度年間プラン」を打ち出し、来年12月までに410万レアル寄付を企業や個人から募っている。文化奨励法(ルア ...

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《ブラジル》女性邦人旅行者を殺害=いわく付き心霊施設敷地で=18歳の地元青年を逮捕

この件を報じたエポカ誌サイト18日付け(https://epoca.globo.com/sociedade/conectada-paranormalidade-japonesa-morta-em-abadiania-buscou-cura-para-efeitos-de-radiacao-24752651)

 ゴイアス州アバジアニア市の心霊治療施設「カーザ・デ・ドン・イナシオ・デ・ロヨラ」敷地内で女性と思われる遺体が16日に発見され、翌日17日に日本人旅行者の赤松瞳さん(43)であることが判明したとブラジルと日本のメディアが連日報道している。  性的暴行罪容疑と弱者への強姦罪容疑で2018年12月16日に逮捕された、自称心霊治療家「 ...

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《記者コラム》ミンクから新型ウイルスの変異体が拡散?

ミンクの殺処分について報じたCNNブラジルの記事の一部

 日本では新型コロナウイルスの第3の波、欧州ではロックダウン連発、後遺症は数カ月後も残るなど、新型コロナの脅威は容易に解消しそうにない。16日にはイタリアでは昨年9月から新型ウイルスが存在していたと報じられ、10月末には欧州で新たな変異体発見の報道もあった。  変異体や新型のウイルスが生まれると、これまでに新型コロナに罹患して治 ...

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JICA横浜=シアトルのハントホテル展=日本語学校の知られざる歴史

シアトルのハントホテルチラシ

 JICA横浜海外移住史料館が21日から2月14日にかけて、「シアトルのハントホテル―日本語学校の知られざる歴史1945-1959―」展を米国ワシントン州日本文化会館(JCCCW)協力のもと開催する。  シアトルのハントホテルは、1902年にワシントン州シアトルで設立された米国最古の日本語学校「シアトル国語学校」。第2次大戦時に ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第77話

 享年三十四歳という、誠に早過ぎる死であった。 ただそれでも、この植民地の企画者で、稀に見る指導者であった平野運平の死後も、この植民地は消えることなく存続していき、一九三0年代には組合組織も出来、往年の悲劇の植民地というイメージは払拭されていった。  ノロエステ鉄道の沿線には、カフェランジアの先にも、次々と日本人移民の植民地が造 ...

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