この平野植民地は、第一回移民の時に通訳として移民たちと共に現場であるブラジル人農場に入り、彼らと苦労を共にした平野運平という人物が、独立自営の集団植民地として開拓を始めた所である。 笠戸丸で、集団としての日本人移民たちが初めてサントス港に着いたのは、一九0八年の六月一八日であったが、この時の七百人余の移民たちは、その大半が、 ...
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《ブラジル》パンデミックで花卉園芸好調=販売方式の変更などで増収
新型コロナのパンデミックは植物や花の栽培や販売にも様々な影響を及ぼした。3月は損失や解雇続きで悲観的な見方が主流だったが、今は今年は昨年より最低5%の売上増と見られている。
続きを読む »《ブラジル》国家治安部隊の派遣を延長=国境地域の警備で180日間
法務省が国境警備のための国家治安部隊(フォルサ・ナシオナル、FN)の派遣期間を180日間延長する事を決め、10日付連邦官報に掲載した。
続きを読む »《ブラジル》きな臭さ増す大統領長男の周囲=上議選で違法献金疑惑浮上=裏金1万2千レを15回払いで
ボルソナロ大統領長男フラヴィオ上議のラシャジーニャ疑惑で、幽霊職員の給与の大量振り込みを受けていたファブリシオ・ケイロス容疑者が2018年のフラヴィオ氏の上院議員選で隠し口座に入金を行っていたこと、今年2月に射殺されたリオのミリシアの大物アドリアーノ・ダ・ノブレガ氏もラシャジーニャに参加していた可能性が高まっていること、フラヴ ...
続きを読む »《ブラジル》Anvisa=コロナバック治験を一時中断=正式通達前にメディアへ漏洩?=サンパウロ州政府「政治的な策略では」
国家衛生監督庁(Anvisa)は9日夜、中国のシノバック社が開発中の新型コロナウイルスのワクチン「コロナバック」の治験を一時中断したと発表したと10日付現地紙、サイトが報じた。 コロナバックは治験の最終段階に入っているワクチンの一つで、ブラジルでは1万3060人が治験に参加。8州が購入に関心を示している。 Anvisaから ...
続きを読む »《ペルー》議会が大統領を罷免=立て続けの政界激動=国民に人気だが立法と深い亀裂
ペルーのヴィスカラ大統領が9日、同国議会での罷免投票によって罷免された。この後は同国の下院議長が行政を代行する。10日付現地紙が報じている。 9日に行われた罷免投票では、87人の同意があればいいところを105人の議員が罷免に賛成し、罷免が決まった。今回の罷免は、ヴィスカラ氏がモケグア州知事だった2014年の収賄疑惑により、「 ...
続きを読む »《ブラジル》家賃調整用の物価指数高騰=12カ月間で23・79%も
家賃の年次調整などに使われる総合市場物価指数(IGP-M)が11月の最初の試算で2・67%を記録し、10月初旬の1・97%を上回ったと、ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が10日に発表した。
続きを読む »《ブラジル》2020年はGDP10位圏外へ=カナダや韓国などに抜かれる
2020年の国内総生産(GDP)で、ブラジルが世界12位に落ちるという予測が出ていると、10日付現地紙が報じている。これはジェツリオ・ヴァルガス財団の研究員が、国際通貨基金(IMF)のデータを基に算出したもの。
続きを読む »東西南北
米国大統領選が終わり、全国市長選が今度の日曜に迫ったブラジルでは、早くも再来年の大統領選を意識した動きが表面化し始めている。一例はともに世論調査での支持率が高いルシアノ・フッキ氏とセルジオ・モロ氏で、クリチーバで二人が会合を行ったという一報が世間を賑わせている。二人とも知名度が高い上に、既存の政治家ではないため、フレッシュな印 ...
続きを読む »特別寄稿=こりゃ 一大事!=眠っている間にお金が半分に=サンパウロ市在住 駒形 秀雄
派手なやり取りで話題を賑わしてくれたアメリカ大統領選挙も、どうやらバイデンさんの選出でケリがついたようです。穏健なバイデン大統領の方が日本にもブラジルにも良い様で、この辺で一件落着と願いたいところです。 さて、「アメリカの大統領選」とか「米中対決」とかの“大きな話”は置いといて、私たちの場合は「これからの世の中がどうなってい ...
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