「日本とブラジルは、共に夢を実現してきたパートナーです」││首都ブラジリアの外務省で開かれた日伯外交樹立125年記念切手の発行を祝す祭典に招かれた山田彰駐ブラジル日本国大使は二カ国間の関係をそう評した。式典は3日に行われ、西森ルイス下院議員の他、エルネスト・アラウージョ外相、ネルシーニョ・トラド上院議員(外交防衛委員長)、フロ ...
続きを読む »2020の記事一覧
GREEN KIDS=ラップに込めた心の叫び=高橋幸春(東京在住ジャーナリスト)〈6〉
それだけではない。Fight―Aはインターネットテレビ局のABEMATVで配信されソロのオーディション番組「ラップスタア誕生!」に出場し、予選を勝ち抜き決勝に出場した。Season3(2018年)の4位入賞を果たしている。 「東京のライブ会場に着いたときは、もう始まる寸前だった。人がいっぱいで後ろの方で応援するしかなかった」( ...
続きを読む »JETROサンパウロ所長交代=大久保所長帰国、後任は原氏
「5年間本当にお世話になりました」││JETROサンパウロ事務所所長を5年間勤めた大久保敦氏(群馬県・56歳)は10月23日のオンライン取材でそう語った。 経済産業省が所管する独立行政法人・日本貿易振興機構(JETRO)サンパウロ事務所では、5年間所長を勤めた大久保氏が10月27日に帰国し、原宏氏(青森県・53歳)に交代した ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第72話
プロミッソンの町に彼らが集まって来た理由としては、ブラジルへの日本移民たちの歴史が、その背景としてある。 初期の日本人移民たちが入植した主な地方の一つに、このプロミッソン一帯も含まれるのだが、サンパウロ州でも北西地方にあたるこの一帯には、ノロエステ(北西)線と称される鉄道が、この地方のほぼ中央辺りを原生林を切り裂くようにして ...
続きを読む »《ブラジル》教育投資で生活の質が向上=GDPの1%で26%も?
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が6日、教育への年間投資を国内総生産(GDP)の1%増すだけで、今後50年間の生活水準は最大で26%向上するという研究結果を発表した。
続きを読む »《ブラジル》Inhotimが再開=ダム決壊事故やコロナ乗り越え
ミナス州ブルマジーニョにある現代美術研究所・植物園(Inhotim)が7日、約8カ月ぶりに営業を再開した。 同研究所は、ミナス州での黄熱病流行時やブルマジーニョの鉱滓ダム決壊事故後も来館者が激減し、経営の危機に立たされたが、今回は、新型コロナのパンデミック故の休館を強いられていた。 営業再開は収容人数の10%の500人を上 ...
続きを読む »【バイデン当確】来年の伯米関係に影響大?!=ボルソナロ祝辞送らずトーンダウン=外交や環境問題で変化必至か
7日、米国大統領選でジョー・バイデン氏が現職のドナルド・トランプ氏を破って当選確実とした。トランプ氏は結果を認めず、法廷闘争へ持ち込むとし、ボルソナロ大統領もバイデン氏の当選を認めていないが、結果が覆ることは難しく、伯米外交の変化などを余儀なくされそうだ。8日付現地紙などが報じている。
続きを読む »《ブラジル北部》アマパー州=一部地域で輪番の電力供給開始=生活必需サービス回復の目処立たず=州都などで抗議行動続く
【既報関連】ブラジル北部のアマパー州全域で3日に始まった大停電は、9日時点で全面解決には程遠く、医療などの生活必需サービスも一部が回復したのみだ。裁判所は7日夜、3日以内の解決を命じたが、住民の抗議行動は続いていると、7~9日付現地紙、サイトが報じている。 同州での広域停電は州都マカパーにある変電所で起きた落雷による火災が原 ...
続きを読む »《サンパウロ州》中国製ワクチンが20日到着=年末までに600万回分
ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は9日、中国製のコロナウイルスワクチン「コロナバック」の最初の接種予定分を11月20日に聖州で受け取ることになると発表した。9日付現地紙サイトが報じている。 ドリア知事は9日の定例記者会見で、中国の製薬会社「シノバック」社が開発したワクチン、コロナバックの第一陣(12万回分)を20日に受け取 ...
続きを読む »《ボリビア》左派アルセ新大統領が就任=エヴォ氏も亡命先から帰還
8日、ボリビアでルイス・アルセ氏の大統領就任式が行われた。亡命していた前任者のエヴォ・モラレス氏が9日に帰国した。9日付現地紙、サイトが報じている。 就任式は午後2時から首都ラパスにある国民議会の議事堂で行われた。アルセ氏はこの席で、昨年行われた大統領選後の暴動を振り返り、「最も貧しい層の人々を相手取った内戦となり、多くの人 ...
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