1934年から1940年にかけて、ブラジル中央日本人会(1937年)、日伯産業組合中央会、日伯農業協会などが、1935年には画家による聖美会、在ブラジル日本人同仁会(1929年連邦政府認可)の医師らによる日本病院建設計画も進められ、1940年には日本商業会議所が設立された。つまり、かつてない集団としての連帯意識をもつ時代になっ ...
続きを読む »2020の記事一覧
開発による豊かさと自然のままの豊かさ
9月28日朝、全国環境審議会が海岸沿いのマングローブなどの開発を認めようとしているとの記事を読んだ。その時は「まさか」と思ったが、同日午後、本当に原生林保護のための規制を解除したと聞き、愕然とした。 翌日のメディアは「目的は海岸部などの開発やリゾート化」と報じており、現政権が求める豊かさとは何かを改めて考えさせられた。 ボ ...
続きを読む »ジャパン・ハウス=オンライン日本文化紹介=四コマ漫画や金継ぎ、押し花も
ジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)がオンラインで日本文化を紹介する企画「#JHSPONLINE」では、続々と新しい企画がオンラインで発表されている。映像は発表後そのままJHユーチューブ上(https://www.youtube.com/c/JAPANHOUSESãoPaulo)で、好きな時間に見る ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第49話
神父さんたちの場合は当然、日本語が直接キリスト教という宗教の問題に結びついているけど、そういうことを抜きにしても結局、日本語を勉強するということは、異国に移民して来た人たちから次の世代へ繋いで行くための一つの手段なのではないかと考えるの。 そういう意味から言ってもね、日本語はいずれ将来は消えて行くものとして考えたとき、日本語 ...
続きを読む »《サンパウロ市》警官が2、7歳の幼女を保護=両親の遺体の横で数日過ごす
29日未明、サンパウロ市東部イタイン・パウリスタ区で、男女2人の遺体が見つかり、そばにいた2歳と7歳の女児が保護された。 遺体が発見されたのはイタイン・パウリスタ区ジャルジン・ミリアンの民家で、亡くなった男性と同じ敷地内に住む男性の兄弟からの通報を受けて駆け付けた警官が、二人の遺体を発見した。 亡くなったのは、魚屋で27歳 ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ感染者続発でサッカー試合中止?=裁判所の判断で試合は実現も
新型コロナウイルスの感染拡大のペースが落ちてきた事で試合が再開されたサッカー。だが、選手やスタッフが感染した場合は、陣容が整わないとか、濃厚接触によって感染が拡大するのを避けるために試合を中止して欲しいといった、やり取りが起こりかねない。 その一例が、27日の午後、サンパウロ市で行われたフラメンゴ対パルメイラスの試合だ。 ...
続きを読む »《ブラジル》大統領「レンダ・シダダン」発表=「新福祉政策は次の選挙まで話すな!」はどこへ=教育基金使用に強い反発も
ボルソナロ大統領は28日、新福祉政策「レンダ・シダダン」を行うことを発表した。これは、大統領自らによって中断宣言が先日出された「レンダ・ブラジル」に代わるものだが、この発表の時点では支給額など基本的なことへの言及がなく、その上、基礎教育開発基金(Fundeb)からの金を回すことなどが問題視されている。29日付現地紙が報じている ...
続きを読む »《ブラジル》パラー州=連警が保健関連の汚職捜査=知事を含む要人らが対象に=12億レアルの不正契約?
連邦警察が29日、パラー州での保健関連の汚職摘発のための一斉捜査を行い、エルデル・バルバーリョ知事(民主運動・MDB)を含む、州政府要人や公立病院などが逮捕や家宅捜索の対象となったと同日付現地紙サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル地方統一選》警官や軍人が7千人弱立候補=制服姿の選挙運動に軍が難色
11月の地方統一選挙での軍人立候補者に、制服姿でのキャンペーンをやめてほしいと陸軍が願っているという。その中のひとりに、現職のリオ市長の副候補も含まれている。29日付現地紙が報じている。 2016年の市長選の時は、市警、軍警、現役ならびに予備役軍人からの立候補者が正副市長候補を合わせて188人いた。今年は、軍人出身のボルソナ ...
続きを読む »【日本移民112周年記念】日本語学校は8月再開=日常が戻りつつあるマナウス=工夫凝らして対面授業
新型コロナウイルスは早い時期にアマゾナス州を襲った。フリーゾーンがあり国内外から人の動きが多いアマゾナス州マナウス市では瞬く間に感染が広がり、4月には公立病院が満床となり医療崩壊が起きるまでとなった。その一方で早い段階から感染者数は減少し、日常を取り戻しつつある地域となりつつある。その「新しい日常」をマナウスの西部アマゾン日伯 ...
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