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2020の記事一覧

日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(12)

『聖州新報』1927年10月7日付け(日本移民史料館所蔵)

 もう一つの新聞は伯剌西爾時報で、これは海外興業の出資でまかなわれ、黒石清作社長は同社より移民の教育係の名を頂戴(中略)両紙とも移植民新聞ではなく、移植民支配階級の対移民御要達(編註ママ、「用達」のこと)告示であり、移民蔑視の臭気がただよった紙面であった。都会から来たものには実際森林伐採にたずさわるものの風ぼうは野蛮人としかうつ ...

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《記者コラム》最高裁判事が替わる意味

ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏(Instagram)

 米国で先週、最高裁女性判事ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏が亡くなったことが、国を挙げての大騒ぎとなった。彼女が亡くなった夜には、87歳の高齢で亡くなったにもかかわらず、主に若者たちが最高裁前まで足を運び、彼らの間の呼び名にもなっている「RBG」の死を追悼した。そして「RBGの死はトランプ氏の大統領再選よりも危険だ」とまで言っ ...

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《サンパウロ州》地下鉄と都電の客が倍に=感染注意喚起しつつ経済稼動へ

 サンパウロ市の地下鉄と都電(CPTM)の利用客が増え、8月は4月のほぼ倍になった。サンパウロ市と近郊の住民で鉄道輸送を利用した人は、4600万人から9千万人に増えた。

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《ブラジル》世界のメディアや環境団体から批判殺到=大統領の国連演説に=支持者向け主張に終始

 【既報関連】ボルソナロ大統領が22日に国連総会で行った演説が全世界的に強い反発を招いている。とりわけ、環境問題と新型コロナウイルス対策への批判が相次ぎ、事実と異なる発言を行ったことに疑問の声も出ている。23日付現地紙が報じている。  22日の大統領演説は、同氏陣営では受けが良かった。下院の前連邦政府リーダーのヴィットル・ウゴ下 ...

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《ブラジル》基礎的収支赤字は8610億レ=経済省が予想額引き上げ=外国人投資減傾向は拡大

 経済省は今年の基礎的収支赤字が8610億レアルに達する見込みだと発表したと、22日付現地紙サイトが報じた。7月末時点で、同赤字は7874億5千万レアルと見込まれていたから大幅な上方修正だ。

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《サンパウロ州政府》コロナワクチン年内実用化に意気込み=中国製の治験良好報告うけ

 治験最終段階で良い報告が得られていることで、ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事(民主社会党・PSDB)が、中国製のワクチンを12月にも実用化させたいと考えているという。23日付現地サイトが報じている。

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《ブラジル》経常収支黒字は8月に37億ドル=統計開始以来で最高

 ブラジル中央銀行が23日、8月の経常収支は37億2100万ドルの黒字で、8月としては1995年の統計開始以来で最高と発表したと同日付ニュースサイトが報じた。昨年同月は30億3200万ドルの黒字だった。

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《リオ州知事》罷免中止求めて最高裁に提訴=州議会での審議開始投票の日に

 停職中のウィルソン・ヴィッツェル・リオ州知事(キリスト教社会党・PSC)が23日、リオ州議会での罷免審議を止めるべく最高裁に訴えを起こした。23日付現地紙が報じている。

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東西南北

 米国のタイム誌が22日、「世界で最も影響力のある100人」に、ブラジルからはボルソナロ大統領とユーチューバーのフェリペ・ネットの2人を選んだ。ボルソナロ大統領といえば、今やトランプ大統領と並ぶ“世界的な政治家”。タイム誌が7、8年前に、ジウマ大統領を同様の企画で「進歩的な女性像」として選び続けていたことを考えると隔世の感がある ...

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【マーケット短報】ibovespa6月以来初めての96000P割れ、ドル上昇で5.60レアル直前

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