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2020の記事一覧

ACAL=七夕短冊のお焚き上げ=少人数でコロナ禍収束願う

中央が逢坂神主、その手前で燃える火に短冊を投げ込んでいるのが池崎博文会長、その右が羽藤市議

 リベルダーデ文化福祉協会(ACAL、池崎博文会長)は、8月2日に開催された七夕祭りで集まった短冊の「お焚き上げ」を9月12日午前にサンパウロ市の東洋会館内の庭園で行った。当日は新型コロナウイルスの感染防止のため、例年と打って変わり15人程の少人数で行われた。焚き上げ式は、南米大神宮の逢坂和男神主が取り仕切り、修祓、遷霊、献饌、 ...

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日本移民と邦字紙の絆=日系メディア百年史(11)

日系メディア史(11)ブラジル時報の黒石清作とその家族(「南米写真帳」、1921年、永田稠より)

 主幹・黒石、編集・輪湖、さらに豊富な資金と活字で、予定通り既存紙を圧倒した。  「既存の二新聞を見下ろしながら、新活字で当初から千五百部も印刷して、購読料など念頭に置かず、経営を続けて行った。他の両新聞が如何に挑戦しても、謄写版や石版では先ず其の武器に於いて敵すべくもなかったので、『時報』の勢力は漸次二社を圧倒して行った。その ...

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二つのパンデミックを乗り越えた人々

退院を喜ぶ人々とライムンドさん(中央、14日付UOLサイトの記事の一部)

 少し前の話になるが、14日付ニュースサイトで、二つのパンデミックを乗り越え、自宅に戻った男性の記事を見た。ミナス州在住で、102歳のライムンド・オリヴェイラさんだ。  ライムンドさんは生後9カ月でスペイン風邪に罹患したが、それを乗り越えた経験の持ち主だ。  同氏は75年前、現在92歳のニヴェルシナ・マリアさんと結婚。幸福な家庭 ...

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匪賊ランピオンを能で公演=日伯融合「地獄の門を叩く男」

カポエイラが盛り込まれた能舞台

 サンパウロのジャパンハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)と駐日ブラジル大使館(エドゥアルド・サボイア駐日大使)が「地獄の門を叩く男(Lampião Nô Inferno)」を29日(火)20時から、 ブラジル向けにポルトガル語字幕つきでユーチューブ公演する。  日本の伝統芸能の能とブラジル文化財であるコルデル ...

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■訃報■安良田 済(あたらすむ)

100歳の頃の安良田済さん

 歌誌「椰子樹」編集、「コロニア文学会」代表、「コロニア詩文学」編集などを務め、戦後長き渡りコロニア文芸界を支えてきた安良田済(あらたすむ)さんが19日午後、養老院で老衰のために亡くなった。享年104。20日に聖市ヴィラ・アウピーナ墓地で葬儀を家族で行い、火葬した。パンデミックのため初七日、四十九日法要などは行わない。  安良田 ...

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中島宏著『クリスト・レイ』第45話

「ハハハ、、、それではまるで私がスパイか何かのようね。いいえ、残念ながらそのような者ではありません。隠れキリシタンについて詳しいのは、別に私だけでなく、私が生まれ育った今村では誰もが知っていることで、まあ、常識の範囲といってもいいでしょうね。  そういう物語は、小さな時からいつも聞かされて来たから、自然に頭に入っているということ ...

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リオ市=24時間で1月分以上の雨=各地で洪水などの水害発生

 リオ市やその周辺部では22日未明から強い雨が続いており、リオ市役所の昼過ぎの発表によると、24時間で降った雨は既に9月の平均降水量を超えたという。

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《ブラジル》パンタナルの火災は犯罪行為?=農場からの火で保護区も焼失

 地球温暖化で、ブラジル中西部では過去50年で最悪とされる干ばつに襲われている。ただし法定アマゾンやパンタナルでの森林火災が例年より多いのは干ばつや高温だけが原因ではなく、人間の手も加わっている。

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《ブラジル》大統領が国連演説で物議=「私は森林火災フェイクニュースの犠牲者」=コロナ禍の責任をマスコミに転嫁

 ボルソナロ大統領は22日、国連総会で開会演説を行い、「自分は、アマゾンやパンタナルの偽情報を流す人たちのキャンペーンの犠牲者だ」と発言。さらに、根拠として信ぴょう性や正確さに欠ける発言を連発し、物議を醸した。22日付現地サイトが報じている。  今年の国連総会での演説は、コロナウイルスの影響もあり、ビデオ動画の形で行われた。大統 ...

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《ブラジル》即時振り込み新方式Pix=24時間即時送金の優れモノ=11月から稼動開始

 中銀が2月に導入を発表したPix(即時支払い)の正式稼働まで2カ月を切り、金融機関が諸準備や顧客確保に躍起になっている。

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