サンパウロ州保健局は22日、新型コロナ対策としての外出自粛規制を見直し、7地区が5段階中最低の赤レベルに指定され、サンパウロ大都市圏を含む他の地域が2番目のオレンジ・レベルとなった。月〜金曜日の20時から翌朝の午前6時、土、日、祝日に関しては州内全域が赤レベルとなる。短期間での基準の見直し、厳格化は、感染拡大が止まらず、早急に ...
続きを読む »2021年1月23日の記事一覧
《ブラジル》経済界が政府のコロナ対応を批判=迅速な接種で経済再開を=英国製ワクチンが22日到着
新型コロナの感染再燃で、回復し始めていた経済活動が再び縮小に向かう中、企業家や各種産業団体が連邦政府の対応の遅さや見通しのなさを批判。政府や議会がより明確な対策を採るよう要請していると22日付現地紙が報じた。
続きを読む »《ブラジル》中国ワクチン外交に逆らった外相が批判の的に=中国主催の中南米会議に無断で欠席=コロナ対策の巨額投資の飴玉を無視
中国との関係を悪化させてきたことで渦中の人になっているエルネスト・アラウージョ外相が昨年7月、中国が南米の代表者と行ったコロナワクチンに関しての会議への参加を拒否していたことが分かって更に問題視されている。22日付現地サイトが報じている。 中国との間で問題となっているのは、連邦政府が勧めるコロナワクチン「オックスフォード・ワ ...
続きを読む »《ブラジル》アマゾナス州にワクチン優先配布=大半の知事が提案を承認
州都マナウスなどで病院の酸素が尽き、新型コロナ感染症で入院中の患者が窒息死し、他州への患者の緊急移送などが必要となる事態が発生したアマゾナス州に対し、予防接種ワクチンを優先配布する提案がなされ、21日夜までに少なくとも22州の知事が承認したと22日付現地サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》大学入試=2日目からの受験可能に=会場混雑での未受験者対象
24日に2日目が行われる国家高等教育試験(大学入試、ENEM)に関して、会場の混雑その他の理由で17日の初日の試験を受けることができなかった受験者に関し、2日目の試験を受けることができるようになった。もしくは2日分まとめて追試の申し込みもできる。22日付現地サイトが報じている。 17日の初日は、コロナ禍を恐れて受験しなかった ...
続きを読む »東西南北
今度の月曜日、25日はサンパウロ市の誕生日で、祝日となる。例年なら、この日には市が運営する大掛かりなコンサートなどが行われるはずだが、467回目の聖市誕生日となる今年はコロナ禍につき、人が集まるイベントは行わず、ヴァーチャルな形でのイベントが開催される。一例は、カーザ・ダス・ローザスなど、市内5カ所の文化施設で行われる詩の朗読 ...
続きを読む »特別寄稿=皆が幸せに全うできるために=外国人福祉の重要性について =⼀般社団法人日本海外協会=代表理事 林 隆春
私が日系のブラジル人のみなさんと初めて関わったのは、1985年、軍政が民政に移行したまさにその渦中でした。「ブラジルの奇跡」と言われた時代の高揚感はどこにもなく、200〜300%(1989年には2000%近く)のインフレに翻弄され、日々の生活が精⼀杯、そんな時に訪伯したのです。 その時の通貨はクルゼイロ、半年経てば紙屑になる ...
続きを読む »GB連合=総会で萩尾会長が続投=感染防止のため屋外で開催=コロナ禍でも工夫し活動継続
ブラジルゲートボール連合(UCGB、萩尾勝巳ジュリオ会長)は10日午前9時に「第38回定期総会」を、サンパウロ市南部ヴィラ・グアラニー区にある連合コートで開催した。高齢者が多いこともあり、コロナ禍による感染防止に気をつけて、屋根がある野外観客席で特別に開催した。 萩尾会長は挨拶で「昨2020年はパンデミックに見舞われましたが、 ...
続きを読む »■訃報■元移民史料館運営委員長=栗原猛氏
サンパウロ日本移民史料館運営委員長、サンパウロ人文科学研究所の理事及び日本支部長を務めた栗原猛さん(東京都出身)が、昨年12月24日午後7時40分に熊本県で敗血症のため亡くなっていた。行年78歳。 栗原さんは一時帰国中の2016年、熊本県震災被災者へ支援物資を届けるため訪れた熊本県で、エスカレーターから転落して同県病院へ入院 ...
続きを読む »大竹富江の世界を舞踏で=スガイ氏が「AKA」公演
エミリー・スガイさんが舞踏パフォーマンスで、ブラジル芸術界を代表する一人、故大竹富江さんの世界観を表現する公演「AKA」が、28日から31日と2月4日から7日の間にオンラインイベント支援サイトSymplaを通じて無料開催される。 スガイさんは、ブラジルに日本の伝統と前衛を交えた「舞踊(butô)」の概念を伝えた舞踏家、故楠野 ...
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