ボルソナロ大統領は26日、これまで消極的だったコロナワクチンに関して、一転して好意的に支持する発言を行った。その背景には支持率の急落があると見られている。大統領はまた、大企業がオックスフォード・ワクチンを購買することを支持するとも語っている。26、27日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »2021年1月28日の記事一覧
《ブラジル》マナウス型変異種サンパウロでも=国のコロナ対策の不備表面化=保健相や大統領の責任は?
【既報関連】アマゾナス州マナウス市で確認された感染力が強い変異種「P.1」(以下P1)への感染者がサンパウロ州でも確認され、国としてのコロナ対策の不備が表面化と26、27日付現地紙、サイトが報じた。マナウス市では窮状の中で予防接種計画違反例が確認され、予防接種やワクチン配布が停止されるなどの問題も起きている。 サンパウロ州で ...
続きを読む »連邦政府=濃縮ミルクに1500万レ?=食費に年間18億レの大量消費
連邦政府が2020年に、コンデンスミルクに1500万レアルを費やしたのをはじめ、食費に年間18億レアル使っていたことがわかり、波紋をなげかけている。27日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》年金受給者の生存証明免除=コロナ禍で2月末まで延長
国立社会保障院(INSS)から年金や恩給を受け取っている人への生存証明免除期間が2月一杯まで延長された。 コロナ禍のため、20年3月以降、生存証明を行えずにいる人達が安堵に胸をなでおろすであろうこの情報は、20日付連邦官報に掲載された。 生存証明提出義務の免除措置の延長は、国内外に住む年金や恩給の受給者が対象となる。年金や ...
続きを読む »ポルトガルがブラジル便を停止=29日から2月14日まで
ポルトガルがブラジルなどとの間の航空便の運航を1月29日から禁止することを発表した。27日付現地サイトが報じている。 ポルトガル内務省が27日に発表したところによると、この決定は感染力の強い変異型ウイルスにより、コロナ禍が世界的に悪化したのを受けてのものだという。 渡航禁止期間は1月29日から2月14日に及ぶ。双方の国への ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ州政府の規制強化により、少なくとも2月7日まで午後8時から翌朝6時までの商業活動は生活必需のものに限定されている。だが地域によっては、さらに厳しい規制が行われている。内陸部のトゥピ・パウリスタ市(赤レベル)では午後8時以降、朝5時までの外出禁止令が出され、この時間帯に出歩いた人には100レアルの罰金が課される。また、 ...
続きを読む »特別寄稿=《ブラジル》疫病は繰り返すものと知る=罹ったら死ぬしかなかった昔=サンパウロ市在住 毛利律子
鎌倉時代、狩野派の英一蝶作とされる九相図。小野小町を描く。九想図)とは、屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて描いた仏教絵画。名前の通り、死体の変遷を九の場面にわけて描くもので、死後まもないものに始まり、次第に腐っていき血や肉と化し、獣や鳥に食い荒らされ、九つ目にはばらばらの白骨ないし埋葬された様子が描かれる( ...
続きを読む »援協60周年記念誌を発刊=伴淳三郎からの手紙も紹介
サンパウロ日伯援護協会は先ごろ『援協60年史』を発刊した。同刊では多くの写真を取り入れ「読み飽きさせず、一目でわかる」ようヴィジュアル面を重視し、日ポ両語で制作された。「通常は編纂委員会だけで作られるが、多くの人に参加して頂いた」と60年史編纂委員の園田昭憲実行委員長は振り返る。各部署や施設の運営に携わった関係者が過去を振り返 ...
続きを読む »アジア系コミュニティの今(4)=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=韓国編〈1〉=複雑な子供心「こんな後進国に」
「どうして親たちはブラジルなんかに来たんだろうね。わざわざこんな後進国に」―― サンパウロ州立高校に通う同級生、韓国系二世のキム・サブリナさん(18)と日系二世の大浦聡一郎さん(17)が共に抱く両親への率直な思いである。 「それでいて、ブラジルの文句を言う親の心理がよく分からないよね」と二人は半ば呆れたように言う。 現在の ...
続きを読む »■訃報■本山省三さん=USP教授、移民史料館館長
サンパウロ州立総合大学(USP)教授や科学史センター理事、ブラジル日本移民史料館館長、サンパウロ人文科学研究所理事長を務めた本山省三(もとやま・しょうぞう)さん(二世)が、1月26日(火)午後8時50分頃、自宅で亡くなった。行年81歳。 夕方昼寝をして起きてこないため、家族が部屋に様子を見に行ったところ、意識の無い状態で発見 ...
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