州都マナウス中心に新型コロナの感染拡大が著しいアマゾナス州で、ダウン症のコロナ感染症患者が看護師のハグによって恐怖心を取り去られ、酸素吸入などの措置を受ける事ができた上、マナウス市の病院の集中治療室への道も開かれるという出来事が起きた。
続きを読む »2021年1月29日の記事一覧
コロンビア、ドイツも航空便停止=ブラジル人への入国制限増える
【既報関連】アマゾナス州マナウス市で感染力がより強いと見られる変異型ウイルスが発見された事や同市での感染拡大が著しい事などを受け、コロンビアが27日、ブラジルとの間の航空便の運航を29日から30日間停止すると発表した。また、ドイツは28日、ポルトガル、英国、南アフリカ、ブラジルからの旅行者の入国を禁ずると発表した。
続きを読む »《ブラジル》ブラタクの絹は欧州でも人気=西半球では唯一の紡績工場
農務省によると、パラナ州産の絹は国内の生産量の85%を占め、高品質の製品は高級品を好む欧州やアジアの市場にも輸出されているという。 養蚕業はサンパウロ州やマット・グロッソ・ド・スル州でも行われているが、パラナ州には西半球で唯一の紡績工場(ブラタク製糸株式会社 、Bratac)があり、生産量の95%を国外に輸出している。 こ ...
続きを読む »《ブラジル》経済省が減給と時短を再検討=高まる緊急支援金復活の声=カラミダーデなしで実施可能か
企業家らの強い圧力を受け、コロナ禍における雇用維持策として昨年採用された、時短・減給プログラムを再実施する可能性が浮上してきた。ここにきて、経財省は緊急支援金の復活の可能性も示唆し始めている。28日付現地紙などが報じている。
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍=家庭の損失は51億レ?=死が奪った賃金や年金で=サンパウロ州とリオ州だけで22億レ
ブラジルでの新型コロナウイルスへの感染者は28日現在で899万6876人(直近7日間の1日あたりの平均は5万1232人)、死者も22万2161人(平均1333人/日)に増えたが、コロナ感染症による死がもたらした各家庭への経済的な損失は51億レアルに上ると25日付現地紙、サイトが報じた。 この数字は、ジェツリオ・ヴァルガス財団 ...
続きを読む »《ワクチン接種》リオなど一般高齢者にも開始に=サンパウロ州政府「コロナバック輸出するかも」
コロナワクチンの予防接種に関して、リオ市が2月1日から一般の高齢者への接種をはじめる方針を決めた。対してサンパウロ州は、「連邦政府が早急に追加買上を明言しない場合は、コロナバックを輸出に向ける」などの強硬な姿勢を突きつけている。28日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》ショッピングセンター売り上げが前年比で約33%減少=5年間の増加傾向がコロナで一転
2020年のショッピングセンターの売り上げは前年比で33・2%落ちたと、28日付現地サイトが報じている。 28日にブラジル・ショッピングセンター協会(Abrasce)が明らかにしたところによると、2020年のショッピングセンターの売り上げは1288億レアルで、1928億レアルだった2019年より33・2%減少した。 その前 ...
続きを読む »《ブラジル》INSS=2月から納付額の基準変更=大半の人は若干の負担減に
国立社会保障院(INSS)が管理する年金や恩給などの支給額が5・45%調整され、1100~6433・57レアルとなったのに続き、2月からの納付金額も同率で調整されたと14日付現地サイトが報じた。
続きを読む »東西南北
昨日付本面でも報じた、18億レアルに上る連邦政府の食費支出問題で、国民からの不満の声が高まっている。ネット上では特に、約1500万レアル費やしたコンデンスミルク、200万レアル費やしたガムに批判が集まり、有名メーカーの商品デザインにボルソナロ大統領をあしらった風刺画像が大量に出回った他、「これだけの量をどうやったら食べられる? ...
続きを読む »特別寄稿=沖縄への帰省した所感と人種偏見問題の本質=サンパウロ市在住 翻訳家 西銘光男
驚きの連続 私が初めて沖縄に帰省したのは1968年であった。帰省なんて言葉はこのさい当て嵌まらないかも知れない。 生まれたのは沖縄には違いないが、生後10カ月で生まれ故郷を離れ、幼少年時代はブラジルの草深い農村で暮らし、沖縄の事は父母から断片的に聞かされただけに過ぎず、而も低学年の頃から周囲の影響を受けて脱沖縄人に没頭してい ...
続きを読む »