サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)が19日から『パッケージング:日本の現代デザイン展』を開催中だ。同展キュレーターのナターシャ・バルザーギ・ジーネン企画担当局長は、ニッパキ紙の取材に対し「同展を通して日本の持ついくつかの文化的側面を発見することができると思います」とそこに込められた文 ...
続きを読む »2021年1月29日の記事一覧
アジア系コミュニティの今(4)=サンパウロ市で奮闘する新来移民=大浦智子=韓国編〈2〉 激減していたコミュニティ
「ブラジルに来てからはいつも韓国コミュニティーの中で生きてきました。縫製業を中心に同じような仕事で皆が儲けることができてきたからです」 そんな状況が近年は大きく変化した。特にこの10年間で中国人が増加し、中国から大量の安い既成服が輸入販売されるようになったことや、それまでミシンで縫う仕事だけを行っていたボリビア人が、布の裁断 ...
続きを読む »これ以上、外出自粛規制を厳しくしたくないのでは?
22日、サンパウロ州の外出自粛規制のさらなる厳格化が発表されたが、これはかなり厳しいものだったように思う。州内すべての地域で、午後8時から午前6時にかけては最も厳しい赤レベル。 これはまだ良いのだが、コラム子にとって「これは厳しいな」と思ったのは、「土日と祝日に終日適用」というものだった。 商業施設にとって「土日が両方使え ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第115話
「それがつまり、伝統と文化から生まれてきたものと考えるわけね。この場合は、文化や習慣というものが、必ずしも文明の邪魔をするものではないということなのね。なるほど、そういう見方もあるわけね。やはり、こういうことはマルコスのように、外部の人間から見ることによって焦点がはっきりしてくるということなのかしら。視点が変わると、本質的なもの ...
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