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3月 2021の記事一覧

《ブラジル》コロナ感染症用の免疫血清に治験許可=重症化を防ぐ特効薬になるか

 国家衛生監督庁(Anvisa)が24日、ブタンタン研究所に対し、コロナ感染症用の免疫血清の臨床試験開始への同意書を発行した。これによって、同研究所が開発中の免疫血清の人体での治験開始が可能となる。  ブタンタン研究所が開発中の免疫血清は、動物実験で効用が確認されていたが、新薬として承認されるためには人体での治験が不可欠だ。   ...

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《ブラジル》セントロンと大統領の蜜月終了?=下院議長「議会には劇薬ある」と罷免ほのめかす=保健相人事と三権の長会議で亀裂露呈

 アルトゥール・リラ下院議長(進歩党・PP)は24日、下院でボルソナロ大統領の罷免をほのめかす演説を行った。ここ数日、大統領と中道勢力「セントロン」との関係悪化が伝えられ始めた矢先のことだった。25日付現地紙が報じている。

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《ブラジル》新保健相「1日100万人に予防接種する」宣言=死者30万人突破の日に=だが「いつから」と予告なし

 マルセロ・ケイロガ新保健相が24日、「新型コロナのワクチン接種を現状の3倍強の1日100万回分に加速する」と宣言した。ただし、いつからと開始日時を限定しなかったと23、24日付現地紙、サイトが報じた。 25日の感染者数は10万158人、累計は1232万169人、死者数は2777人、累計では30万3462人となった。  同日は新 ...

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《ブラジル》大統領側近が謎のネオナチポーズ?=上院議長が語る背後で

 ロドリゴ・パシェコ上院議長(民主党・DEM)は24日、ボルソナロ大統領の側近のフィリペ・マルチンス氏が、上院内で、ネオナチの間では一般的になっている憎悪のポーズをとったとして、連邦警察に捜査を依頼した。25日付現地紙が報じている。  マルチンス氏は24日、エルネスト・アラウージョ外相に同行して上院でのバーチャル会議に参加した。 ...

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《サンパウロ州》教職員と警官にもワクチン=4月から接種がスタート

 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は24日、学校の教職員や警官など治安担当の行政職員へのコロナワクチンの接種を4月から始めると発表した。24、25日付現地紙、サイトが報じている。  ドリア知事によると、4月5日からは治安関係者、つまり市警察、軍警などの警察官や警備隊員、刑務所職員らを対象としたワクチン接種をはじめ、12日からは ...

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《サンパウロ州》SENAIが酸素ボンベ供給=コロナ患者救済に400本

 新型コロナの感染者急増で医療崩壊が起き、酸素不足による死者も出始めたサンパウロ州で、同州の全国産業職業訓練機関(SENAI―SP)が酸素ボンベ400本を調達・充填した上で、サンパウロ市などに届けたと24日付現地サイトが報じた。  サンパウロ州の新型コロナによる入院患者は増加の一途だ。25日の時点では集中治療室(UTI)と一般病 ...

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東西南北

 連邦政府による緊急支援金支出がどのようなものになるかが大いに注目されているが、それより先にサンパウロ市が行う緊急支援金が25日から支給されはじめた。この支援金は100、もしくは200レアルが3、4、5月の計3回支払われるもの。100レアルの方は昨年の9月30日までにボルサ・ファミリアに登録している世帯、200レアルの方は障害者 ...

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聖南西果樹農家巡り(上)=ピエダーデの西尾章子さん=絶えることない研究心と情熱

 20日に暦が秋に変わり、柿の季節が始まっている。例年であればピエダーデ柿祭りなどが行われる頃だが、今年はパンデミックのため全て中止。そんな中、ピエダーデやコロニア・ピニャールで柿などの果樹農家3軒を訪ね、今年の作柄や最近の様子などを聞いてみた。第1回は、無農薬柿を中心とした果樹菜園を始めて50年以上の西尾章子(ふみこ)さんだ。 ...

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長崎総会=カーニバルの原爆山車振り返る=活動休止、今年もコロナ次第

総会の様子

 ブラジル長崎県人会(森繁親会長)は2月21日午後、「定期総会」をオンライン会議システム「グーグルミーティング」上で、日本語とポ語両方で開催した。  同県人会メンバー22人が参加。中には聖州プロミソン市に住む前田ファビオさんなども参加した。  総会は長崎県民歌「南の風」斉唱で始まり、森会長は開会の挨拶と共に、「昨年はコロナ災禍の ...

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在サンパウロ総領事館=窓口業務縮小のお知らせ

 在サンパウロ総領事館(桑名良輔総領事)はサンパウロ市の祝日前倒しにする新型コロナウイルス感染拡大防止策を受け、3月26日(金)、30日(火)~4月1日(木)まで、感染拡大予防の観点から、通常の窓口業務に代えて電話及びメールによる相談対応となる。  この間、対応する職員数が少なくなるため、対応に時間を要することが予想される。「極 ...

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