国家衛生監督庁(Anvisa)が11日、空港や航空機の中で使うマスクの基準を従来よりも厳しくした。 これは、感染力がより強い変異株のコロナウイルスが蔓延し始めた事を受けた措置だ。新たな基準では、以下のような事が定められている。 マスク着用時は鼻や口をきちんと覆うように調整し、息や飛沫が漏れる隙間ができないように注意する。バ ...
続きを読む »3月 2021の記事一覧
依然多いブラジル人のポルトガル移住=昨年の居住権取得数1位=許可の36%占める
ポルトガルがまとめた昨年の「外国人・国境サービス」の予備データによると、昨年出た居住許可は11万7500件で、その内4万1990件はブラジル人向けだった事が明らかになった。
続きを読む »《ブラジル》ルーラの影響受けボルソナロ迷走=マスク着用アピールの翌日にロックダウン批判=支持者の圧力に押し切られた?
コロナ禍による平均死者数が連日、過去最高記録を書き変え、医療崩壊が全国規模で広がる中で、ボルソナロ大統領は11日に各州政府が行っているロックダウンを批判し、物議を醸した。10日には、ワクチン入手を容易にする法令裁可のイベントに閣僚共々、マスクをはめて参加し、ワクチン接種を促すなど、姿勢を変えたと思わせたが、その翌日の出来事だっ ...
続きを読む »《ブラジル》止まらない感染爆発!=3日連続で死者2千人超=今月中に30万人の大台に=英国製ワクチンを正式承認
12日19時現在、ブラジルは3日連続してコロナ死者が2千人を超えた――。12日現在の感染者は8万5663人増の1136万3380人、死者は2216人増の27万5105人。さらなる増加が見込まれており、死者累計は今月中に30万人を越えそうな勢いだ。 昨年末からの感染第2波は、明らかに第1波より強烈だ。変異株やカーニバルの3密に ...
続きを読む »連邦検察庁=ファキン判事の判断に上告=ルーラ案件は最高裁大法廷に
連邦検察庁は12日、最高裁のエジソン・ファキン判事が8日に下した、ラヴァ・ジャット作戦におけるルーラ元大統領の四つの裁判を無効にした判断に対する上告を行った。12日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《サンパウロ市》公立校の対面授業中止=17日から4月1日まで
ブルーノ・コーヴァス・サンパウロ市市長は12日、サンパウロ市内の公立校の対面授業を17日から4月1日まで休止にすることを発表した。12日付現地サイトが報じている。 この対面授業の休止で対象とされるのは、同市内にある全ての学校が対象。私立校に関しては、17日からは対面授業を行わないことを条件に、他の対策を講じることを認めた。 ...
続きを読む »《ブラジル》50歳以上でも就労の機会=常に向上を目指す人ほど
新型コロナのパンデミックで失業者が増え、若い人でも就労が困難という認識が広がる中、Maturi社創業者のモリス・リトヴァック氏によると、50歳以上の人にも就労のチャンスはあると11日付現地紙が報じた。
続きを読む »国家衛生監督庁がレムデシビルを承認
国家衛生監督庁(Anvisa)が12日、12歳以上、体重40キロ以上、肺炎を起こして入院中という条件付で、ウイルスの複製を防ぐとされるレムデシビルをコロナ治療薬に認めた。Anvisaは回復率が高く、死者も出ていないと説明した。 米国では初のコロナ治療薬として昨年5月1日に緊急使用許可を承認したのを受け、日本でも直後に特例承認 ...
続きを読む »東西南北
サンパウロ州でも医療崩壊が起きはじめ、赤レベルよりもっと厳しい外出自粛規制を行う必要が生じたことは、サンパウロ州民のみならず、全国的に知られている。その最中、大サンパウロ市圏サンカエターノ・ド・スルでは、州の判断を無視し、赤レベルでは営業できないはずの美容院や洋品店、レストランが引き続き、通常通りに営業している姿が報じられてい ...
続きを読む »特別寄稿=追悼文 大浦文雄さん=「レンガですか?」に集約された人生=聖市在住 大浦玄(編集部注=『子供移民・大浦文雄』著者)
大浦文雄さんは、1924年10月21日香川県坂出市に長男として生まれ、4歳半の1929年3月に親、叔父、兄弟とともに『備後丸』に乗り5人の構成家族でブラジルに移住した。 サンパウロ州パウリスタ線サンタエウドーシア耕地に入耕。1930年にスザノ市に入り、1933年にモジ・ダス・クルーゼス郡コクエーラへ転耕。1935年スザノ郡ビ ...
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