新型コロナの感染再燃で感染者、死者ともに増加傾向が続く中、ブラジル医師協会(AMB)が15日、新型コロナ感染症に関する動向監視のための特別委員会を設置した。同委員会は医療現場や国民への指導なども行うと15日付アジェンシア・ブラジルが報じた。
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《ブラジル》大統領長男の裁判阻止は失敗=ラシャジーニャ「COAF資料の共有有効」
16日、連邦高等裁(STJ)第5小法廷は、フラヴィオ・ボルソナロ上議の弁護側が起こしていた、ラシャジーニャ疑惑の発端となった金融活動管理審議会(COAF)の資料を検察が共有していることの無効化要請を、判事投票3対2で却下した。17日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》パラナ地裁がルーラ資産差し押さえ維持=裁判資料は連邦直轄区に移管も
連邦直轄区にルーラ元大統領の裁判管轄を移すにあたり、パラナ州連邦地裁が17日、資産差し押さえを維持すると発表した。17日付現地紙が報じている。 ルーラ氏の裁判管轄に関しては、8日に最高裁のエジソン・ファキン判事が、ラヴァ・ジャット作戦での裁判案件四つは、「ペトロブラスの贈収賄工作との関係が疑わしい」として、同作戦の裁判を扱う ...
続きを読む »《ブラジル》パンデミックで健康食品需要高まる=売上が1億レアル台に
ブラジルではパンデミック前から健康志向が強まっていたが、20年はこの傾向がより強まり、売上が1千億レアルの大台に乗ったと16日付エスタード紙が報じた。
続きを読む »東西南北
サンパウロ州でもコロナ禍による医療崩壊が進んでおり、それに伴う悲劇的な家族の話が報道されはじめている。大サンパウロ市圏タボアン・ダ・セーラでは16日朝、救急診療所の前で泣き崩れる32歳の女性の姿が見られた。彼女の母親(63)は10日に診察を受けた時点で人工呼吸器を装着され、集中治療室行きを待っていた。12日には裁判所の入院命令 ...
続きを読む »特別寄稿=孤独問題担当相を設置すべきか?=コロナ禍で増加する麻薬や自殺=パラグァイ在住 坂本邦雄
(註・本稿は在マイアミ市のアンドレス・オッペンハイマー記者の、当地Abc Color紙に3月2日付で載った記事を参考にしたものです) これは笑い事ではない。 日本では、パンデミック・Covid-19禍の派生問題に原因する、市民の絶望危機感、麻薬中毒や自殺率が急増している事態に備えて、政府は此の度、孤独問題担当相を創設した。我 ...
続きを読む »救済会総会=コロナ禍でも憩の園黒字に=300人以上の有志が寄付=記念誌を10月に出版予定
老人福祉施設「憩の園」を運営する救済会(吉岡黎明会長)は13日午前10時から、第69会定期総会をオンラインで開催した。吉岡会長は「300人以上、たくさんの方の寄付のおかげで、コロナ禍の厳しい中でも黒字会計で閉められた。皆さんのおかげだと心から感謝したい。ワクチン接種により早く日常に戻れることを祈りたい」と感謝した。 30人余 ...
続きを読む »【特別企画】新来シリア移民が見たサンパウロ=日本人と何が違って何が同じ?《3》=料理の記事にも政府許可が必要
友人との待ち合わせ時間 シリアでは約束時間は守るべきとされていますが、何か問題が起きて5時間遅れたり、明日に先延ばしすることも普通にあります。ブラジルと比べれば相手に失礼なので遅刻は好ましくありません。 ブラジルではたいてい15分くらいの遅れは許され、パーティーや気軽な集まりでは1時間でも2時間でも遅れてよいことを分かってい ...
続きを読む »GLA=講演会を20日、21日=『陽春の集いオンライン』
宗教法人GLAブラジル支部(尾田嘉雄理事長)は「陽春の集いオンライン」の日本語版を20日13時~16時、ポルトガル語版を21日10時~13時と15時~18時(ブラジル時間)に会議アプリズーム上で開催する。 このイベントは、例年同法人が行う「新春の集い」がコロナ災禍により対面での開催ができなかったため、オンラインで開催するもの ...
続きを読む »「私は大丈夫」で本当に大丈夫か?
東日本大震災から10年。先週はNHKやブラジルのニュースでも、震災地の今や被災を免れた人々の証言といった番組が続き、改めて、「私は大丈夫」「これだけは保管しておかなければ」などと考えて逃げ遅れた人が多い事を思い知らされた。 他方、日頃から非常時について話し合い、逃げる手はずを決めていた家族や、「大津波が来る。逃げろ」と告げる ...
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