地理統計院(IBGE)が6日、今年行う予定だった国勢調査のための調査員の採用試験を中止する事を決めた。 IBGEは、国勢調査用の調査員18万1898人と各市の担当職員や監督官2万2409人を採用するため、今月18日と25日に試験を行う予定だった。だが、3月25日に承認された今年度予算案が大幅に修正され、調査用の経費も大幅削減 ...
続きを読む »2021年4月7日の記事一覧
《ブラジル》生理食塩水をコロナワクチンと偽って注射=高額払った割り込み接種者も実は被害者
3月23日、ミナス・ジェライス州都ベロ・オリゾンテ市にあるバス会社の車庫で夜、新型コロナのワクチン接種と思しき行為がこっそりと行われている様子を映した映像が流れ、当局がワクチンの横流しや不正な割り込み接種の捜査を始めた。その結果、ワクチン詐欺だったことが分かり、金を積んで違法な割り込み接種を受けていたと思いきや、彼らも被害者だ ...
続きを読む »《ブラジル》大統領選世論調査でルーラが優勢に=一次、決戦投票で共に勝利か=ボルソナロの拒絶率60%=シロは一歩後退を勧めて牽制
22年の大統領選に関する世論調査で、ルーラ元大統領(労働者党・PT)がボルソナロ大統領(所属政党なし)を一次投票、決選投票共に上回る結果が出はじめている。また、ボルソナロ氏の拒絶率が過去最悪の数値に上がっていることも明らかになっている。6日付現地紙が報じている。
続きを読む »《ブラジル》国産ワクチン開発で競り合う=サンパウロ州と科学省が同日治験申請=結果良好なら一気に量産体制
ブラジルでは新型コロナの感染拡大に歯止めがかからず、感染者が1300万人、死者は33万人を超え、死者数共に世界2位。このままでは死者数は米国を超えるかと言われる中、国産ワクチンの開発が進み、2種のワクチンが人での治験開始の許可申請中と3月25~26日、4月1日付現地サイトなどが報じた。 3月26日に相次いで提出された治験開始 ...
続きを読む »《ブラジル》6日から緊急支援金支払いスタート=昨年より額も対象者も縮小
コロナウイルスに伴う今年度の緊急支援金の支払いが6日からはじまった。6日付現地サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》大統領批判に国家治安法適用で波紋=メンデス判事が説明求める
最高裁のジウマール・メンデス判事は5日、法務省に対し、ボルソナロ大統領のコロナ対策やコロナ禍の中での大統領の言動を批判した人たちに対して国家治安法を適用した理由を5日以内に説明するよう命じた。6日付現地紙、サイトが報じている。 これは3月に行われた、ボルソナロ大統領への批判勢力に対する逮捕や捜査の理由として、国家治安法が使用 ...
続きを読む »《ブラジル》インフルエンザの予防接種=12日からキャンペーン開始
保健省によるインフルエンザの予防接種キャンペーンが12日から始まる。昨年は新型コロナ感染症との誤診や重症化回避のため、3月から前倒し実施されたが、今年は例年通り4月からで、7月9日までの予定だ。 対象は、12日からが生後6カ月から6歳未満の子供、妊婦、出産直後の女性、先住民、医療従事者。5月11日からが60歳以上の高齢者と公 ...
続きを読む »東西南北
3月26日から4月4日にかけて、サンパウロ市では「フェリアドン」と呼ばれる大型10連休が実施された。サンパウロ市の公共交通機関ではその間、乗客数がおよそ3分の1減ったという。この期間中、市内のバスや地下鉄、CPTMでは1日平均123万8千人の利用があったが、それは赤レベル実施時の1日平均184万2千人の32・8%減(1日あたり ...
続きを読む »聖南西果樹農家巡り(下)=ピエダーデの益田照夫さん=大規模化して次世代に継承
フェイラには真っ赤に熟れた柿が並んでいる。生産者の大半は日系人だ。その代表的な一人、ピエダーデ市で高品質な柿や栗などを生産する益田照夫さん(79歳・愛媛県)を取材した。 益田さんの生産物は聖市の台所、中央卸売市場「セアゼスピ」で卸売されている。柿の収穫期の現在は週3回卸し、1回当たりなんと600箱程を出荷するという。 益田 ...
続きを読む »【特別企画】新来シリア移民が見たサンパウロ=日本人と何が違って何が同じ?《7》
文字について 日本では「文(文字)は人なり」という表現があるとのことですが、私(モハマド)はどの様な字を書くかが人々の性格や考え方に影響するとは考えません。字や芸術は文化と関わりがあると思いますが、考え方や哲学に関係はないと思います。 アラビア語は文字もありますが、音声言語であって、書く言語ではありません。最近は書くことも ...
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