サンパウロ市ブタンタン研究所が、サンパウロ州内で3種の変異株ウイルスの存在を確認した。 今回確認された変異株は、スイスや英国で確認されたB.1.318、南アフリカ型のB.1.351、アマゾナス州マナウス市で確認されたP1から派生したとされるN9だ。B.1.318はイタペセリカ・ダ・セラ市、B.1.351型はバイシャーダ・サン ...
続きを読む »2021年4月29日の記事一覧
《ブラジル》建築業界の信頼感指数低下=昨年7月以降最低レベルに
ジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)が27日、4月の建設業界の信頼感指数(ICST)は前月より3・8ポイント低下し、85ポイントとなったと発表した。
続きを読む »東西南北
前連邦政府文化局長で大御所女優のレジーナ・デュアルテが26日、サンパウロ州サンベルナルド・ド・カンポ地裁から告発された。理由はレジーナがルーラ元大統領の故マリーザ夫人が残した遺産を2億5664万6800レアルだとフェイクニュースを流した責任を問われたものだ。実際の遺産額は2万6千レアルと、その1万分の1だった。なぜ、このような ...
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍CPI最初の供述者はマンデッタ氏=初日から質問要望が殺到=歴代保健相全員から聴取、ゲデス経済相も?
27日からはじまった上院のコロナ禍の議会調査委員会(CPI)は来週から本格化し、ルイス・エンリケ・マンデッタ氏から現職のマルセロ・ケイロガ氏までのパンデミック下の歴代保健相から事情聴取が予想されているが、聞き取り調査の対象にはパウロ・ゲデス経済相も含まれる可能性が出てきていると、27、28日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《メルコスル》各国の貿易協定自由化議論も=TEC引き下げ協議の焦点に=財相と外相の同評議会で
南米南部共同市場(メルコスル)の財相や外相が26日に共同市場評議会を開催し、対外共通関税率(TEC)の引き下げなどについて話し合ったと27日付ブラジル国内サイトが報じた。 メルコスルは1991年3月26日発効のアスンシオン条約により、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイの4カ国の貿易同盟として発足。1995年1月か ...
続きを読む »《ブラジル》ロシア製ワクチン使用拒否で波紋=州は最高裁味方に輸入強行?
26日に国家衛生監督庁(ANVISA)がロシア製のコロナワクチン「スプートニクV」の輸入と緊急使用の承認を拒否したことに、北東部の知事たちが反発。最高裁を巻き込んで強行使用を行うことも辞さない状態であると、28日付現地紙が報じている。 ANVISAがスプートニクVの輸入・緊急使用許可を、委員投票0―5で却下したことに関し、強 ...
続きを読む »《ブラジル》最高裁が国勢調査実施を命令=政府の予算削除で中止判断を受け
最高裁のマルコ・アウレリオ・メロ判事が28日、昨年実施されるはずだったのに、コロナ禍のために延期された上、予算が大幅に削減されたために今年も中止となった国勢調査を行うよう、連邦政府に命じたと同日付現地サイトが報じた。 10年に1度行われる国勢調査は、総人口や人口構成、家族構成、所得などの総合的なデータを更新するために不可欠。 ...
続きを読む »《ブラジル》時短減給による雇用維持策が復活=21年版BEmを公布
ボルソナロ大統領は26日、コロナ禍での雇用維持策としての時短・減給や一時帰休について定めた暫定令(MP)「雇用と所得維持のための緊急プログラム」(BEm)の2021年版を出し、27日付連邦官報に掲載した。有効期限は120日間だ。27、28日付現地紙、サイトが報じている。
続きを読む »《特別寄稿》55周年の節目を振り返る=同郷者交流から日本文化普及へ=ブラジル日本都道府県人会連合会
日本では第2次世界大戦後、海外移住が再開されました。それに伴い、移住者を援助し激励するための海外移住家族会が県単位で結成され、1962年、その全国組織の『日本海外移住家族連合会』(略称=家族会)ができました。 1965年9月、サンパウロで開催された第1回南米日系人大会に出席した田中龍夫会長が斡旋し、サンパウロ総領事館を通して ...
続きを読む »特別寄稿=『菊と刀』は北米日系移民の研究書=恩、義理と人情、恥の文化を再読=サンパウロ市ヴィラカロン在住 毛利律子
もし、ニッケイ社会の若い世代から、祖国日本の「恥、義理、人情、恩返し」という文化って何ですか、と聞かれたら、どのように答えよう。大いに戸惑い、返事に窮してしまうのではないだろうか。 このような日本固有の文化的価値観を、一人のアメリカ人女性の文化人類学者ルース・ベネディクトが分析し、説明を試みたのが『菊と刀』である。 ルース ...
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