3月26日から4月4日までの10日間にわたる連休、通称「フェリアドン」が終了後、最初の週末を迎えるサンパウロ市。通勤をはじめとした「日常」が戻ったことで、人々が外に出る機会も増えているわけだが、それに伴い、禁止されている夜の不法イベントの増加も気になるところ。8日未明、南部のバーでは平日の夜にもかかわらず秘密イベントが行われ、 ...
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特別寄稿=海警法の脅威、尖閣の次は沖縄=今阻止せねば代償は大きくなる=前ブラジル長崎県人会長 川添博
思ってもいないことが起こりました。 3月18と19日、米バイデン政権初めてで、二日間もかけたブリンケン国務長官と楊共産党政治局員による米中アラスカでの会談が決裂しました。このような場合の外交辞令である共同声明も出せずじまいでした。 これは何を意味するのでしょうか? 一触即発の状態で統制にミスが生じ、望まない不測の争いが勃発 ...
続きを読む »文協定期総会で評議員選挙=正50人、補19人を選任
パンデミックの最悪期、サンパウロ州では外出規制が最も厳しい紫レベルにも関わらず、ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)は3月27日午前9時からオンラインで第58回定期総会を開催し、50人の評議員の投票を行った。久々に顔を合わせた役員らは、懐かしそうに挨拶を交わした。 投票数は、郵便投票227人、当日の直接投票5人の計23 ...
続きを読む »こどものその=特製パエリア販売300食=フリーメイソンも協力
「この災禍の中、多方面で皆さんに支えていただいて本当にありがたい。購入した方々、ボランティアの方々、全てに感謝しています」―社会福祉法人『こどものその』の小田セルジオ会長(63歳・三世)はそう笑顔で語った。3月7日に同団体年明け初のイベント「持ち帰り・デリバリーパエリア祭り」を行い、特製パエリアが300個販売され、大盛況に終わ ...
続きを読む »在サンパウロ総領事館=経済班の上田領事が離任=帰朝後はコロナ対策に奔走
厚生労働省からの出向で在サンパウロ総領事館に勤務していた上田基仙領事(40歳、北海道出身)が離任挨拶のため3月24日に来社した。 上田領事は経済班で、主に進出日系企業の側面支援を行った。とくに新型コロナウイルス災禍一色となった昨年から離任までは、進出企業への案内として日伯間の入国制限の詳細やフライト情報、社員の赴任を検討して ...
続きを読む »第68回全伯川柳誌上大会=5月末まで応募作品募集中
第68回全伯川柳誌上大会の作品募集要項が以下のように発表された。 ◎応募句 課題吟1=『大事(だいじ・おおごと)』 2句 課題吟2=『余る(あまる―熟語も可)』 2句 及び自由吟2句の合計6句を応募し総合点を競う。投句用紙は自由。同用紙には名前(柳名)、住所、電話番号を明記すること。 ◎投句締切 2021年5月末日 ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第140話
隠れキリシタンの話は、両親からも、それから村の人たちからも、いろいろ聞かされていたから、それなりの知識もあったし、その歴史もある程度は知っていたけど、日本でのキリスト教の実態は実は何も知らなかったわけね。そこで初めて、私たちの持つ宗教は、日本では特殊なものなのだということが分かったわ。 キリスト教とはいわず、耶蘇教と呼ばれてい ...
続きを読む »《ブラジル》意図的にエイズ拡散する犯罪組織摘発=感染隠して性交、避妊具に穴
サンパウロ州検察局が7日、サンパウロ市や周辺都市、リオ州内陸部の計12カ所で家宅捜索を行い、意図的にエイズウイルスを拡散していた犯罪組織を摘発した。 摘発されたのは、126人が参加する「クルーベ・ド・カリンボ」(捺印クラブ)と呼ばれるワッツアップのグループだ。捜査のきっかけとなったのは、被害者とみられる人物からの告発で、数カ ...
続きを読む »《ブラジル》債務不履行が増加に転じる=感染再燃と支援金の支給遅れで
新型コロナの感染再燃と、連邦政府による緊急支援金支給の遅れにより、銀行から受けた融資などの返済が遅れる債務不履行が再び増加に転じた。
続きを読む »《ブラジル》大統領がワクチン接種加速化を約束=企業家たちとの晩餐会で=「財界との信頼回復」のため=接種状況は収束には程遠いが
ボルソナロ大統領は7日、サンパウロ市で企業家たちとの晩餐会を行った。この会合は、新型コロナ対策を不満とする財界の重鎮たちと一堂に会し、信頼関係を回復させるためのもの。ボルソナロ大統領はその場で「ワクチン接種の加速化」を約束させられた。8日付現地紙、サイトが報じている。
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