3月26日から4月4日にかけて、サンパウロ市では「フェリアドン」と呼ばれる大型10連休が実施された。サンパウロ市の公共交通機関ではその間、乗客数がおよそ3分の1減ったという。この期間中、市内のバスや地下鉄、CPTMでは1日平均123万8千人の利用があったが、それは赤レベル実施時の1日平均184万2千人の32・8%減(1日あたり ...
続きを読む »4月 2021の記事一覧
聖南西果樹農家巡り(下)=ピエダーデの益田照夫さん=大規模化して次世代に継承
フェイラには真っ赤に熟れた柿が並んでいる。生産者の大半は日系人だ。その代表的な一人、ピエダーデ市で高品質な柿や栗などを生産する益田照夫さん(79歳・愛媛県)を取材した。 益田さんの生産物は聖市の台所、中央卸売市場「セアゼスピ」で卸売されている。柿の収穫期の現在は週3回卸し、1回当たりなんと600箱程を出荷するという。 益田 ...
続きを読む »【特別企画】新来シリア移民が見たサンパウロ=日本人と何が違って何が同じ?《7》
文字について 日本では「文(文字)は人なり」という表現があるとのことですが、私(モハマド)はどの様な字を書くかが人々の性格や考え方に影響するとは考えません。字や芸術は文化と関わりがあると思いますが、考え方や哲学に関係はないと思います。 アラビア語は文字もありますが、音声言語であって、書く言語ではありません。最近は書くことも ...
続きを読む »静岡県人会初の女性会長=川崎エレナさんを選出
ブラジル静岡県人会(原永門会長)は2月27日に定期総会を行って、初の女性会長として川崎エレナ玲子氏(二世・64歳)を選び、3月1日から着任した。 川崎会長はパラナ州ローランジャ市生まれ。両親とも静岡県出身。両親は富士宮市の同じ小学校で教師をし、すでに付き合っていた。母方の親戚に移住者がおり、たまたま里帰りした際、母を気に入っ ...
続きを読む »■訃報■宮城タカオさん
日系ジャーナリストの先駆者の一人、宮城タカオさんが3月25日午後に亡くなった。行年81歳。3月31日午後3時に初七日ミサが、サンパウロ市のサンジューダス・タデウ教会のユーチューブチャンネルで行われた。 タカオさんはサンパウロ市出身の二世。父・宮城松成(しょうせい)氏は1937年に移住し、母県の沖縄タイムス紙の海外通信員を長年 ...
続きを読む »北海道祭り25日に再延期
【既報関連】3月6日付けで掲載したブラジル北海道文化福祉協会(大沼宣信会長)が開催予定の「第26回北海道祭り」が、4月11日から25日に変更された。 これは3月15日から聖州政府が行う「紫レベル」の自粛措置延長に合わせたもの。 すでに予約注文を行っている人は変更日に商品を受け取りに行くことになる。また、追加注文は16日まで ...
続きを読む »中島宏著『クリスト・レイ』第138話
あるいはそれは、宗教の力に繋がるものなのだろうか。まあ、宗教といえば、ここに住む隠れキリシタンの人たちにも同じことがいえるとは思うけど、しかし、君の場合は、彼らとは異質のものがあるように僕には思えるから、その辺りが微妙に違うのではないかとも考えている。そこまでの、君の心の深い面を探ろうとするのは、ちょっと行き過ぎかもしれないけ ...
続きを読む »《サンパウロ州》地下鉄5号線の拡張計画発表=バスターミナルと2駅を建設
サンパウロ州政府が3月23日、サンパウロ市内を走っている地下鉄5号線(紫)を同市南部のジャルジン・アンジェラまで延長すると発表した。
続きを読む »《ブラジル》大統領独裁化の危機説も?!=異例の3軍司令官解任で=3月31日の「軍事クーデターの日」直前=軍部や国民はついていかず
3月29日から30日にかけて、フェルナンド・アゼヴェド・エ・シウヴァ国防相、陸空海3軍の総司令官が続けざまに解任されるという、ブラジル史上最大の危機が起こった。3月30日付UOLサイトなどによると、これはボルソナロ大統領が希望するエスタジオ・デ・シチオ(戒厳令のひとつ)を軍が支持しなかったことで起こったものだという。3月31日 ...
続きを読む »《ブラジル》4月のコロナ死者は10万人超?=7月時点で累計約60万人との説も=米ワシントン大が予測
【既報関連】新型コロナの死者が30万人を超えた3月24日、三権の長が新型コロナ対策委員会設置を決めたが、まだまだ挙国一致には程遠い状態が続いている。3月の死者は、昨年ピーク時の月間死者数の倍以上の6万6573人だったが、米国の大学は4月の死者は10万人以上との予想まで出したと4、5日付現地紙、サイトが報じた。 ブラジルのコロ ...
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