サンパウロ市シリオ・リバネス病院に入院し、癌闘病中のブルーノ・コーヴァス聖市市長は4日、胃の出血が止まった後に移った高度治療室から、SNSを通じてメッセージを発信した。同市長は「私には、あらゆる障害に打ち勝っていくとの確信がある」と宣言し、傍で見守る長男のトマス君(15)と固い握手を交わす写真を添えている。パウロ・グスターヴォ ...
続きを読む »2021年5月6日の記事一覧
《ブラジル》コロナ禍CPI「大統領とクロロキンで対立」タイシ元保健相が証言 「大臣の権限小さかった」とも 大統領は同じ時間に記者会見
上院でのコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)は5日、2020年4〜5月に保健相をつとめたネルソン・タイシ氏を召喚した。タイシ氏はわずか1カ月で保健相を辞任した理由について、「クロロキンを治療薬にしたいボルソナロ大統領と対立したためだ」と証言した。5日付現地紙サイトが報じている。
続きを読む »《ブラジル》13カ月給の前倒し決定=年金生活者や恩給受給者に=アボノ・サラリアルは来年
ボルソナロ大統領が4日、年金生活者や恩給受給者向け13カ月給の前倒し支給を定めた大統領令に署名したと同日付伯字サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》超人気コメディアンのパウロ・グスターヴォがコロナ死=ブラジル映画史上1位の主演俳優
ブラジルで現在最も人気のあるコメディアンで、ブラジル映画の興行成績歴代1位作品の主演俳優でもあるパウロ・グスターヴォが4日、コロナ感染症のため入院先のリオ市の病院で亡くなった。42歳だった。ブラジル芸能界屈指の人気者のコロナ死は、ブラジル社会に衝撃を投げかけている。4、5日付伯字紙、サイトが報じている。 2010年代、ブラジ ...
続きを読む »サンパウロ市メトロ=切符がQRコード式に変更=水濡れ、破損、期限切れに注意
サンパウロ州のメトロとCPTMは4月26日から、これまで販売していた磁気切符からQRコード式の切符に切り替えを行った。 新しい切符は、レシート用紙にQRコードが印刷されたもの。記載QRコードを、各改札機に設置された読み取り機にかざすと緑のランプが光り入場できる。 この新しい切符は、従来の切符と同じく価格は4・40レアルで各 ...
続きを読む »サンタクルス病院奇跡的回復遂げた患者の実話=一時は80%も肺機能喪失=足立医師「日頃の体力維持が重要」
昨年3月以降、サンタクルス病院(佐藤マリオ理事長)が1年間で記録した新型コロナウイルスによる入院者数は964人、その内134人が命を失った。今年3月には、パンデミック以降で最多の1日140人の救急患者を記録した。同病院に30年以上勤務し、現在はクリニカルディレクターを務める足立カルロス医師(66歳、ロンドリーナ生まれ、脳神経外 ...
続きを読む »『篤成 俺は世界一幸せな爺さんだ』=無名の英雄物語、掲載開始
本日から新しいノンフィクション小説『篤成(あつなり) 俺は世界一幸せな爺さんだ』を掲載する。沖縄県出身の安慶名篤成さんの身の上話を、娘の栄子さんがポルトガル語で記したもの。それを、宮原ジャネ朋代さんが日本語に翻訳し、ブラジル沖縄県人移民研究塾代表の宮城あきらさんが編集し、先ごろ本として発行した。 沖縄における大自然の脅威・暴 ...
続きを読む »《記者コラム》二人分の命の灯が消える時
4日、サンタカタリーナ州の保育園襲撃事件やコメディアンのパウロ・グスターヴォの死が衆目を集めた。だが、コラム子には、「エロアーさんの両親が娘の心臓を受けた女性のコロナ感染症による死を嘆いた」との報道も気になった。 エロアーさんは15歳だった08年10月、サンパウロ市近郊サントアンドレー市で起きた元恋人による人質事件の犠牲者だ ...
続きを読む »《コロンビア》税制改革反対デモが暴動に 警察暴力で抗議が過激化
コロンビアで税制改革に端を発した抗議運動が止まらず、各地で激しい暴動の様相を呈している。4、5日付現地紙、サイトが報じている。 同国では経済政策に対する抗議行動は2019年から起きていたが、新型コロナのパンデミックのために一時的に沈静化していた。 だが、4月28日に国民議会が進めようとしている税制改革に反対する暴動が起きて ...
続きを読む »安慶名栄子著『篤成』(1)
《はじめに》 メロ・クラレッテ 想像もしなかった道を進み、ついに実現されようとする夢。しかし、夢があるところには希望があり、希望がある者は諦めることはない。いばらの道を辿りつつも雄々しく、嵐に立ち向かい、人生のあらゆる困難を乗り越え、その一つ一つから一層力強くなって立ち上がった英雄、父親という強力な人物が辿った有意義な人生の道 ...
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