サンパウロ市のジャパン・ハウス(JH、エリック・アレシャンドレ・クルッグ館長)は20日(木)夜8時から、小説家の村田沙耶香氏のオンライントークイベント(講演会)を開催する。 同氏の代表作『コンビニ人間』は2016年の芥川龍之介賞受賞作。36歳未婚で彼氏なし、コンビニエンスストアのアルバイト歴18年目の主人公の生き方を通して「 ...
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安慶名栄子著『篤成』(8)
ようやく夫と再会し一緒になれることで幸せのはずだったが、2人の子供を沖縄に残さねばならなかったカマドは、ブラジルに渡ることにこの上ない辛い思いを抱いてしまっていました。 かわいい子供たちと離れ離れになる苦痛は大きく、夫に再会する喜びが薄れてしまったのでした。息子たちは丁度学校へ通い始める時期であり、あの頃はブラジルの田舎のど ...
続きを読む »《記者コラム》逃げ出した贖罪の山羊が飼い主を神に捧げるか?
黙秘しても〝まな板〟からは逃げられない 今週のコロナ禍議会調査委員会(CPI)では、18日のアラウージョ前外相もワクチン入手遅延などの外交問題が厳しく突かれそうだが、なんといってもパズエロ前保健相が証人喚問される19日(水)が山場だ。最高裁のリカルド・レヴァンドウスキ判事の判断で黙秘権が認められたが、それでも注目度合いは変わら ...
続きを読む »《ブラジル》穀物収量は5・7%増加?=2億7170万トンで新記録
国家配給公社(Conab)が12日、2020/21農年の穀物収量は前農年比で5・7%増の2億7170万トンに達する見込みと発表したと同日付アジェンシア・ブラジル、UOLサイトなどが報じた。
続きを読む »《ブラジル》コロナ禍CPI=政府は3カ月ワクチン交渉放置、拒絶=ファイザー南米支社長認める=本格接種開始遅れの原因に=交渉の席には大統領次男も
13日、上院のコロナ禍の議会調査委員会(CPI)でファイザー製薬南米支社長のカルロス・ムリーロ氏が召喚され、証言を行った。同氏は、ワクチン提供に関する連邦政府との契約交渉は昨年8月から始まり、政府が応じようとしなかったために昨年末には可能だったワクチン接種の機会を逃したこと、交渉の席にボルソナロ大統領次男のカルロス・リオ市議が ...
続きを読む »《ブラジル》環境相がアマゾン監視のポーズ?=不法な伐採や採掘の摘発現場へ=ヘリに驚き逃げた主犯を逮捕
4月に起きたアマゾナス州の連警警部交代劇や不法伐採を行っている製材業者との癒着疑惑などで批判され、検察庁も捜査要請を出していたリカルド・サレス環境相が、法定アマゾンの不法伐採や不法採掘の監視に同伴中と11~13日付現地紙、サイトが報じた。 環境相はパラー州イタイツーバに滞在し、11~15日の監視活動に同伴している。11日付官 ...
続きを読む »《ブラジル》南米予選のサッカー代表メンバー発表=1週後にはコパ・アメリカも
ブラジル・サッカー協会は14日、6月のW杯南米予選第5、6節に出場する代表選手24人を発表した。14日付現地サイトが報じている。 今回の代表選手は以下のとおりとなった。 《キーパー》アリソン(リバプール)、エデルソン(マンチェスター・シティ)、ウェヴェルトン(パルメイラス)、《サイドバック》ダニ・アウヴェス(サンパウロ)、 ...
続きを読む »《サンパウロ市》人種差別や大量殺戮批判デモ=奴隷解放令署名日にちなんで
南米最大の金融街サンパウロ市パウリスタ大通りで13日夜、人種差別や大量殺戮などに対する抗議デモが行われたと同日付現地サイトが報じた。
続きを読む »《ブラジル》コロナバック=原材料未到着で生産中断=接種計画さらに遅れるか
サンパウロ市ブタンタン研究所のコロナバックの製造が、中国からの有効成分(IFA)の到着遅れで完全に停止した。それにより、コロナワクチンの接種計画の減速などの悪影響が出そうだと、14日付現地サイトが報じている。 ジョアン・ドリア・サンパウロ州知事は14日の記者会見で、「良い知らせは、連邦政府に今日110万回分のコロナバックを届 ...
続きを読む »東西南北
このところ、警察による暴力が再び注目を集めているが、サンパウロ市でも、「正当と呼べるかは微妙」な警察による暴力事件が発生し、話題を呼んでいる。それは今月1日、サンパウロ市南部グラジャウーで、警察官が一般市民の足を縛り、パトカーの中に閉じ込めて殴る蹴るの暴力事件を起こしたことだ。ことの発端は、この被害者が車の追突事故を起こしたこ ...
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