ブラジル和歌山県人会の谷口ジョゼー慎一郎会長(二世)が、自伝『私の人生』を出版した。 同書は、2016年にポルトガル語版で初版を刷り、19年に改訂版を編集、今回はその改訂版を日本語に翻訳したもの。全編155頁にわたり谷口氏の生涯がまとめられている。 この本では、谷口氏のルーツである両親や親戚のことから遡って詳しく書かれてい ...
続きを読む »5月 2021の記事一覧
マナウス=総領事館が草の根無償供与=障害者特別学校の整備に
在マナウス総領事館は4月27日、アマゾナス州イタコアチアラ市の同障害者を支える親と友の会(APAEイタコアチアラ、シランジェ・ロドリゲス会長)との間で、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「障害者特別学校整備計画」供与式を実施した。 教育や医療の環境改善を図り、利用者の生活の質を向上や健康的な育成促進のため8万6138米 ...
続きを読む »文協追加理事を決定=新役員で運営スタート
ブラジル日本文化福祉協会(石川レナト会長)が17人の追加理事を発表した。任期は2年。追加理事含む今期文協役員メンバーは以下の通り。 ◎理事会 【会長】石川レナト 【副会長】西尾ロベルト義弘(第一)、秀島マルセロ(第二)、頃末アンドレ(第三)、佐々木ヴァルテル(第四)、和田ロドルフォ(第五)、山下リジア玲子(第六)、山村シルビオ ...
続きを読む »大耳小耳
◎ 本面下段に連載中の人物伝『篤成(あつなり)』の本が、編集部に入荷した。掲載開始直後に、さっそく編集部に購入希望者が現れるなど評判を呼んでいるようだ。 日本語版は142ページで30レアル、ポルトガル語版は134ページで25レアル。ともに10冊限定。当面は編集部でのみ販売中。 ◎ サンパウロ州アチバイア ...
続きを読む »安慶名栄子著『篤成』(5)
第2章 夢のブラジル 船内での活動は豊富で、若い人たちの間では相撲や柔道、腕相撲などが人気を集めていました。数年後、それらの娯楽、特に柔道がブラジルのみならず、世界でも人気のスポーツになり、オリンピックの正式種目にまでなるとは彼らには知るすべもなかったでしょう。 父は身長170センチで当時としては身体が大きく、頑丈な農夫だ ...
続きを読む »《サンパウロ市》予防接種会場に響く音楽=週2回オーケストラが生演奏
サンパウロ市で60~62歳の人への新型コロナの予防接種が始まった6日、同市南部サントアマロ区アドルフォ・ピニェイロ大通りにある特設接種会場、パウロ・エイロー劇場(Teatro Paulo Eiró)では、長蛇の列をなして接種を待つ人達がオーケストラの演奏で心和むひと時を過ごしたと同日付G1サイトが報じた。 演奏が始まったのは ...
続きを読む »《ブラジル》エスタード紙報道 30億レの巨額不正疑惑浮上!=政府の議会工作秘密資金か=早くも「ボルソロン」命名=大スキャンダルに発展?
ボウソナロ大統領が、連邦議会での農業部門の支持をとりつけるために30億レアルの公金を非公式に使用していた疑惑が浮上。前上院議長や中道勢力「セントロン」の大物、現大統領府秘書室長官などを巻き込んだこの疑惑は「ボルソロン」または「トラトラッソ」(トラクターを大量購入した疑惑)の名で呼ばれ、早くも次の大きなスキャンダルになりそうな様 ...
続きを読む »東西南北
8日、リオ市のエドゥアルド・パエス市長が、市内のローダ・デ・サンバ(輪になってサンバを歌う場)でマスクも着けずに生演奏で歌っている姿がネット上で流出。10日朝、謝罪を行う事態が発生した。リオ市では7日に規制緩和が発表され、バーは23時までの営業が可能となっていたが、サンバ・バーの営業はまだ認められていない。市長は店内だけでなく ...
続きを読む »《ブラジル》アラウージョ前外相=クロロキン最優先の外交展開=ワクチン関心なしとF紙報道
3月に辞任した前外相のエルネスト・アラウージョ氏が、コロナウイルスへの効用がないとされるクロロキンの国外からの購入に関し、中心となる役目を担っていた疑惑が浮上した。同氏は上院でのコロナ禍に関する議会調査委員会(CPI)で召喚対象となっている重要人物のひとりだ。10日付フォーリャ紙サイトなどが報じている。
続きを読む »《ブラジル》コロナ死者の減少傾向維持=気になるリオ州の感染者増=ファイザー製ワクチン再配布
新型コロナの死者は7日間の平均が2千人超の状態が50日以上続いている。だが感染学上の第14週(4月4~10日)に週間の死者最多(2万1141人)を記録して以来、4週連続で前週比減を記録し、若干ながら落ち着き始めている。ただし、新たな変異株が確認されたリオ州では感染者が急増し懸念が広がっている。 保健省統計での9日現在の感染者 ...
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